パート〔2〕から引き続き、ホテルニューオータニ東京のエグゼクティブハウス禅 宿泊記。
ホテルニューオータニ東京
エグゼクティブハウス禅 宿泊記〔3〕
この記事は、部屋食&エグゼクティブラウンジでの朝食編。
1日目のフードプレゼンテーションが全て終了したエグゼクティブラウンジを後にし、お部屋へ。
ルームサービスの夜食メニューから、焼肉丼をオーダーしました。
ルームサービス表を見ると、コーヒーショップ『SATSUKI』のメニューとほぼ被っており、おそらくSATSUKIから提供されるものと思います。
しかし、SATSUKIと価格がビミョーに違い、焼肉丼はルームサービスのほうが400円安いです。(SATSUKIでは「国産焼肉丼」という名前ですが、こちらも国産牛ということで、同じものでしょう。)
以前頂いたビーフピラフは400円高、ブラックハヤシは200円安、クラブサンドは300円高、と、価格差が一律でないところに疑問符。
”ニューオータニ、価格設定テキトー説”が私の中で益々濃厚になりました(笑)。
焼肉丼
【税サ込 3,326円】
味噌汁と 香の物もセットです。
ポットの中の あご出汁の味噌汁がとても美味しい。
メインの焼肉丼!
フタを開けると、白髪ネギが大胆に わっさわさ。
キノコとネギの 甘~い”タレご飯”の上に、厚く柔らかい牛肉がたっぷり乗っています。
牛肉自体の味付けはあっさりしており、鉄板焼きの牛肉、という感じ。生ネギと 火の通った甘いネギの挟間で、肉々しさをしっかり主張。
タレご飯と牛肉、また白髪ネギの辛味が程よく、とても美味しくいただきました。
夜食限定メニューですが、夜中に『SATSUKI』に訪れて これだけ食べたいくらい。
ケーキ
デザートに頂いた『パティスリーSATSUKI』のケーキについては、別記事にしました。
さて2日目。
朝食はエグゼクティブラウンジの他、館内レストランやルームサービスにも振り替え可能で、他のホテルよりも選択肢がいっぱい。
エグゼクティブラウンジ(ブッフェ)
SATSUKI(ブッフェ)
紀尾井 なだ万(和食)
TOWER BUFFET(ブッフェ)
ガーデンラウンジ(ブッフェ)
ルームサービス
せっかく禅に泊まったので、今回もエグゼクティブラウンジを選びました。
内容はいわゆるコンチネンタルブッフェで、ソーセージなどのガッツリしたメニューはありませんが、希少なピエール・エルメ・パリのクロワッサンが頂けます。
このクロワッサンは、極限られた場所でしか取り扱っておらず、宿泊の最大の目的とも言えます。(最初は日本国内で禅だけ、現在はザ・リッツ・カールトン京都、一部店舗で販売と、徐々に広がっている模様ですが、そうそう頂けるものではありません。)
出汁巻き玉子、エッグスラット、味噌汁、スープ。
クロワッサン以外は、SATSUKIの「新最強の朝食」の縮小版、と言った感じ。
クロワッサン、パンオショコラ
コンフィチュールも含め、ピエールエルメな一皿。(パンオショコラには名札がありませんでしたが、『SATSUKI』で提供される「パン オ ショコラ エ ジャンドゥージャ」と同じものだと思います。)
いよいよ宿泊の メインイベント、
ク ロ ワ ッ サ ン。
ミシッッッ!もっち~~っ。
軽やかな歯ざわりの奥に、ちょっとした弾力感があり、色濃く焼いた発酵バターの香りが 一口ごとに膨らんでいく…。
禅に泊まって良かった~と ひしひしと感じる一時。
サラダ
SATSUKIと同じ、味の濃い野菜たち。
赤酢フレンチドレッシングをかけたら、コクがありつつ、寿司感(?)があり、ハマりました。なんというか、”野菜の ちらし寿司”みたいな。濃厚で美味しい。
エッグスラット
卵料理は一切無いものと思っていましたが、SATSUKIの中でも最も好きなエッグスラットがあり、嬉しかったです。
半熟卵に クリーミーなマッシュポテト、サクサクのガーリック揚げパンが絶妙な一品。
和食
ご飯のおかずは 必要最低限ながら、シンプルで質の高い印象。
あご出汁入りの ジューシーな出汁巻き玉子。
焼き海苔。黒々としていて風味が良く、これは良い海苔です!(5枚入りでしたが、すでに1枚食べた後。この美味しい海苔はブログに載せねばと、取り急ぎ 撮りました笑。)
おそらく前日のルームサービスと同じ、あご出汁味噌汁。味噌がやや濃い目だけど、それ以上に出汁が濃く濃く濃く感じられ、美味しかったです。
少し固めに炊かれた新潟こしひかりと、ふっくら大粒の梅干し。
ヨーグルト、フルーツ
プレーンヨーグルトに お気に入りのコンフィチュール イスパハンを投入しました。このコンフィチュール、本っ当美味しい。
フルーツはカットが大ぶりですが、SATSUKIと比べて上質、という印象は無く。メロンは固かったです。(他のホテルは、レストランよりもラウンジのほうが フルーツが上質なイメージなので、ここはちょっと残念。)
私としては、かなり控えめな量で〆。
なぜなら、フードプレゼンテーションがあと2回も残っている!
次の記事で最終パートとなります。