パレスホテル東京の1階にあるオールデイダイニング『グランドキッチン』の朝食ブッフェへ行ってきました。
グランドキッチン
ブレックファストブッフェ
5,346円(税・サ込)
土日はビジター不可、平日は宿泊無しでも利用できるものの 混雑時は90分制です。
実は今までに何度か突撃し、入店時に「90分制」を言い渡されてきましたが(時間重視の私は その場合諦めます)、この日は「時間制限無し、ただし満席時は退店の声掛けあり」との 前向きな(?)返答だったので、そのまま入店しました。
結局満席になることはなく、ゆっくり過ごせました。
宿泊予約サイトを見て、空室が多い日の翌朝を狙ったのが、功を奏したのかもしれません。
ブッフェ台
ペストリー
パン・オ・レザン、プラリネプレッツェル、クロフィン、シナモンデニッシュ、パン・オ・ショコラ、ブリオッシュ
アプリコットデニッシュ、リンゴデニッシュ、ブルーベリーデニッシュ
ホワイトブレッド、レーズン、ライブレッド
グルテンフリーのパンもありました。
ドリンク・冷菜
トマトジュース、小松菜&リンゴジュース、フレッシュオレンジジュース、グレープフルーツジュース
プロシュート、スモークサーモン、ワカサギのマリネ、蒸し大山鶏
温菜
季節野菜とベーコンのスープ、ジャガイモとキノコのカレー、ご飯
和食
テーブルサービスのドリンク
コールドプレスジュース
今回は、ニンジン・オレンジ・パイナップルなどをMIXした 一口サイズのジュースのサービスもありました。
ひとことで言えば、大地の味!
ニンジンの土の香りまで あえて反映させたような、体に良さげな1杯でした。
選べる卵料理
1人1品選べる卵料理は、以前よりもスペシャル感が増した内容でした。
卵料理のメニュー
私のチョイスは、ズワイ蟹のエッグベネディクト。
ズワイ蟹のエッグベネディクト
酸味を効かせたオランデーズソースが”カニ酢”のような役割を果たしているのか、ズワイ蟹の身がとても甘く感じました。
甘酸っぱさと 半熟卵のコクが絡み合って美味しかったです。
ただ、薄めの土台に対して卵2個は 多かったかも?
ブッフェ台より頂いたもの
小松菜&リンゴジュース
邪悪さを感じるくらい 真緑どろどろなジュース!
決して飲みやすくなどない、濃厚な小松菜の味です。
ここまで潔く”野菜”だと、私は逆に美味しく思えます。(キュウリとパイナップルが喧嘩しまくりな 某所のジュースはキツかった…。笑)
冷菜
冷菜コーナーには、定番アイテムの傍ら、ひと手間加えたメニューもあり。
甘酢がよく浸透したワカサギのマリネに、ピンクペッパーが香る 蒸し大山鶏、粗くマッシュした卵サラダなど。
スモークサーモンの隣に サワークリームがあったのが嬉しい。
どれも素材が良質で美味しかったです。
莓&ブルーベリー
ペストリー
甘いの い~~っぱい!!なペストリー群。
グランドオープンした7年前は、甘系といえばパン・オ・ショコラとデニッシュ1種程度でしたが、訪れるたびに進化している気がします。
フルーツデニッシュだけでも6種類もあってビックリ。
目新しかったのは、中央の「クロフィン」と、その右の「プラリネプレッツェル」。
「クロフィン」は 名前に”マフィン”が入っていますが、味わいはデニッシュ生地のドーナッツのようでした。
さっくり歯切れの良い食感と、THE砂糖の甘々っぷりがイイ。
「プラリネプレッツェル」は、素焼きのパイに粉糖、という感じ。スナック菓子感覚でサクッと頂けました。
フルーツデニッシュは 生地がパリパリ!
果肉の下に 各コンフィチュールが忍ばせてあり、それぞれ個性がクッキリと感じられる作りでした。
中でも、シビれるくらい濃ゆい甘酸っぱさのラズベリーデニッシュがお気に入り。
ペストリー②
マンゴーデニッシュは ねっとりしたマンゴーの甘みが口いっぱいに広がる一品。
洋梨デニッシュは 洋梨コンポートが柔らかすぎだったかな。せっかくのパリパリ生地が 汁気で湿っていました。(以前デリで買った洋梨タルトもそうだったので、洋梨は得意でないのかも。)
ワッフルは シンプルな”素焼き”っぽいタイプ。
口溶けの良いホイップクリームが美味しかったです。
プレーンベーグルと一緒に頂いた 「パルマ産プロシュート」と オリーブオイル漬けチーズ「アペティーナホワイトキューブ」。
プロシュートは「18ヶ月熟成」とあって、ムッと来る強い風味がありました。私にとっては、クラクラするほど いい匂ひ…。
温菜
”切り分けて食すキノコソテー”は珍しいですね。
塊の舞茸が どっかんどっかんと入っていて、そのジューシーさは格別でした。
カレー風味のズッキーニのフリットに、ジューシーなカポナータ。
ベーコンとマッシュルーム入りの「本日のキッシュ」、そしてトゥールーズソーセージ。
ハーブ風味のガッツリ効いた 美味しいやつ!
ただ、ソーセージに関しては、グランドオープン時がピークだったかな。巨大なホース状で、肉はもっと粗挽きで、あれを超えるソーセージは未だ見たことがありません。
白粥
ややユル目な白粥に、焼き鮭、しらす、海苔の佃煮、針生姜をトッピング。
ザーサイや 揚げた餃子の皮、ピーナッツなどもあり、中華風にもアレンジ可能です。
焼き鮭は 塩漬け鮭ではなく生鮭使用でしょうか。とても優しい味がしました。
ジャガイモとキノコのカレー
フルーツ、ヨーグルト、シリアル
フルーツも ハズレのない味。
キウイは底が切り落としてあり、食べやすさも◎。
シリアルは数種類ありましたが、珍しい「はだか麦グラノーラ」をチョイス。
爆発しそこねたポップコーンみたいな味でした(そこまで固くはないけれど)。
ペストリー、ナッツ&シード
クロワッサンは窯で温めてもらいました。
直火で チリッと焦げた表面が香ばしく、より一層美味しかった。
シュトロイゼルクーヘン
そろそろ退店しようかと思っていたら、「シュトロイゼルクーヘン」なるペストリーが現れ、やっぱりまだ食べる!
モチモチ生地に、カスタードとコンフィチュールを重ねた焼いたような品でした。
デザートフォカッチャに近い感覚。
以上
しばらく訪れぬ間に かなり値上げしていましたが、内容は益々充実していて、価格に対するパフォーマンスはむしろ上がったとさえ感じます。
とにかく、4年ぶりに利用できて感無量でした!
クラブフロア宿泊で こちらの朝食が選べればいいのになぁ…。
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