ホテル椿山荘東京の3階にあるレストラン『イル・テアトロ』のモーニングへ行ってきました。
黒トリュフを使ったエッグベネディクトを含む「プレミアム・ブレックファースト」に、「リコッタチーズのふんわりパンケーキ」を追加オーダー。
プレミアム・ブレックファースト
5,720円(税サ込) リコッタチーズのふんわりパンケーキ
1,870円(税サ込)
ブッフェではありません。
フレッシュジュースまたはスパークリングワイン
冷たいドリンクは、フレッシュジュース(オレンジ/グレープフルーツ)またはスパークリングワインから選択可能で、選んだのはもちろんこちら
タピオカと小豆の冷たいナチュラルヨーグルト
大粒タピオカや小豆がゴロゴロ入ったヨーグルトは、アジアンテイストのぜんざい(チェー)のような印象でした。
ココナッツ風味のまろやかなヨーグルトに、シロップ漬けオレンジピールが甘みと香りを添えており、華やかでとても美味しい一品。(ウェスティンのデザートブッフェにありそう感!)
季節のサラダ
生のレモンをキュッと絞ったような爽快な酸味が口に広がり、素材感あふれる一品でした。
黒トリュフが香るエッグズベネディクト
メインディッシュのエッグズベネディクトは、黒トリュフ&スライサーで 目の前での大パフォーマンス!!
トリュフそのものよりも、一体を包み込む香気、
言うなればトリュフオーラがゴチソウ。(食べ終わった後にも 辺りにしばらく香りが残るくらい。)
トリュフの空気を吸い込みながら頂くエッグベネディクトは、まさにプレミアムですね。
しかし、トリュフはあくまでも贅沢の補助であって、その力を借りなくともエッグベネディクト自体が完成された味でした。
「ハニーベイクドハム」と「スモークサーモン」の2種類の具に合わせて ソースも一工夫あり。
蜂蜜が染み込んだ肉厚ハムには、酸味のない塩味のソース。
甘肉と半熟卵のまろやかさを、ソースがキリッと引き締めていて良い塩梅。
一方、スモーク風味が深く滲むサーモンには、ちょっと酸っぱ目のソース。
もわぁ~んとした独特な薫香に さっぱりしたソースがマッチしている上、トリュフオーラが相まって非常に美味しい。
私の中でベスト・オブ・エッグベネディクトといえばマンダリンオリエンタル東京でしたが、それに匹敵するくらい美味しかったです。
食後のドリンクと小菓子
温かいドリンクは、挽き立てのコーヒーまたはハーブティー、エスプレッソ、カプチーノ、ロイヤルミルクティーから選べました。
私が頂いたのは、アールグレイベースのロイヤルミルクティー。
ロイヤルミルクティー
ミルクで割っても、ベルガモットがクッキリと感じられる印象的な香り。(紅茶に関しても、私的にマンダリンと椿山荘が2強!)
ちなみに おかわりもできました。
「プレミアム・ブレックファースト」の内容は以上です。
スパークリングワインとトリュフ出しときゃプレミアムだろう、なぞという薄っぺらい内容ではなく、1品1品が確かにプレミアムな味わい。いい体験ができました。
ただ、私にはボリュームが少々物足りず、リコッタパンケーキも追加オーダーしました。
リコッタチーズのふんわりパンケーキ
リコッタチーズのふんわりパンケーキ
【税サ込 1,870円】
こちらは逆に、超ボリューム満点でした!!
パンケーキ1皿で、プレミアム・ブレックファースト全品のボリュームと同等と言っていいかと。
上から見るとそうでもないけれど、マドレーヌのように真ん中が ぽこんっと膨らんでいるのです。
徐々に萎んでいくスフレタイプではなく、やわらかくも適度な弾力&密度感があるタイプで、食べ応え抜群。
粉は確実に加熱されつつ、
水蒸気を もわぁ~~~っと均一に含み、全くパサつかない!
今までに食したパンケーキの中では シャングリ・ラホテルのものに近いかな。
肉厚な分、ふかふか感をより楽しめました。
お隣『ザ・ビストロ』の平日・1日10食限定の「スフレパンケーキ」も気になるところです。
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