渋谷、セルリアンタワー東急ホテル1階にあるガーデンキッチン『かるめら』のカレーブッフェへ行ってきました。ゴールデンウィークとお盆期間に開催される恒例のフェア。
ゴールデンウィーク
カレーブッフェ2018
2018年4月28日~5月6日ランチブッフェ 3,500円(税・サ込) ディナーブッフェ 3,800円(税・サ込)
ランチ・ディナーともに一休.comから予約可能
ブッフェ台
シャルキトリーの盛り合せ オリーブ&ドライトマト、シューに詰めたスモークサーモンのムース、スモークマグロとアボカド グレープフルーツのサラダ、シーフードのフジリパスタのサラダ バルサミコ風味、かるめら風シーザーサラダ。
オマールカレー、ポークサーグカレー、ビーフカレー、キーマカレー、チキンティッカ トマト風味のバターカレー。
A4和牛ローストビーフ。
その他、ミネストローネスープもありました。
(チョコパンナコッタ)、プリン、イチゴヨーグルトパンナコッタ、葛きり、スープフリュイ。
料理やデザートの欠品は無かったと思います。
ドリンク
アイスティー
ドリンクバーのジュースの他、コーヒー・紅茶はオーダー制で ブッフェ料金内。
5種のカレーと冷菜
カレーブッフェは 2015年夏以来ですが、新しい味わいが多く、楽しめました。
スープカレーを除く 5種のカレーを順番に。
オマールカレー
オマール海老のカレーは、2018年初登場だそう。
さらさらで具は殆どありませんが、海老の味わいはモーレツに広がります。身を楽しむというより、殻の香ばしさを楽しむ感じ。焼き海老や 海老せんに類する旨味というか、なんとも尾を引く お味でした。
バターの香りも後押しし、私はこのカレーが一番お気に入り!
チキンティッカ トマト風味のバターカレー
まずトマトの酸味が口いっぱいに広がり、第一印象は さわやか。後からスパイスが追いかけてきて、徐々に辛くなる味の変化が楽しめました。
食べ終えた時に、辛かった~と気付く系カレー。
ポークサーグカレー
ほうれん草などの野菜と ヨーグルトを使ったカレー。ルーは予想通りさっぱりタイプですが、豚バラ肉がゴロゴロと入っており、ボリューム感・こってり感も兼ね備えた一品でした。
スパイスは”いわゆるカレー”という感じではなく、異国情緒のある風味で好みは別れそうです。私はなかなか気に入りました。
キーマカレー
これは塩の味が強く、私の口には合いませんでした。
以前よりも、ひき肉率も下がったような。
ビーフカレー
やわやわ牛煮込みと、そのソース。
辛さは抑えられ、牛牛していて美味しい。
後になってしまいましたが、続いて前菜系。
前菜①
かるめら風シーザーサラダ、シーフードのフジリパスタのサラダ バルサミコ風味。
前菜は カレーに負けず、手が込んでいて美味しかったです。
かるめら風シーザーサラダは チーズが効いており◎。
シーフードのフジリパスタのサラダは やや油っこさは感じたものの、魚介とバルサミコ酢が染み染みで美味しい。
前菜②
シューに詰めたスモークサーモンのムース、スモークマグロとアボカド グレープフルーツのサラダ。
シューに詰めたスモークサーモンのムースは『坐忘』の「グジェール」と同じものだと思います。フィリングよりも、チーズ風味のシュー生地の香ばしさを楽しむ一品。
スモークマグロとアボカドは 漬けマグロ的なネットリ感&弾力があり、クリーミーなアボカドと相まって美味しい。また、グレープフルーツの爽やかさも好印象でした。
ミントとキューリのライタ
酸味系のヨーグルト。カレーの合間に食べるとさっぱりしてGOOD。
ローストビーフ
A4和牛ローストビーフ
カービングサービスのローストビーフは、きのこソースor和風ソースが選べ、両方オーダー。
和風は、いわゆる おろしポン酢。
きのこソース。
タイトルは「カレーブッフェ」ですが、”主役のカレー”を食いかねない ローストビーフのクオリティ。なんたって、サシがたっぷり入ったA4和牛。
肉食べてる~、というか、降りしきる霜(脂)食べてる~という感じ。牛脂がいける口としては、たまらない美味しさ!!
おかわり時は そこまで脂はのっておらず、部分によるムラはありました。とはいえ、この価格で これだけ美味しいローストビーフを頂けるお店は 貴重だと思います。(『シェフズライブキッチン』のディナーで提供されるものに近い印象。)
A4和牛ローストビーフ(2度目)
先程よりも赤身がちでしたが、それでも柔らかくて美味しい。
ソースは 和風派!
主食
ミルクパン、パパド(インド煎餅)、ナン。
右上の パパドは 揚げ米菓(?)。お店で揚げているのか、良い意味で焼きムラ(揚げムラ)があり、香ばしくてハマりました。
ミルクパンは 朝食ブッフェの「パンオレ」と同じ生地でしょうか、もちもち・やわやわで、甘みがあって最高に美味しい。表面にパン粉があしらわれており、”焼きカレーパン”にアレンジも可。
ナンは 粉っぽくて今ひとつでした。
かるめら特製スープカレー
チキンブイヨンベースのスープカレー。具は後入れで、野菜、チーズ、温玉、ソーセージなどの中から 好きなものを選ぶスタイルでした。(以前の豆がたっぷり入ったものとは別物のようです。)
野菜の甘みがありながらも、スパイスと塩味はシャープで、結構辛い! 具に温玉をチョイスして大正解。
さて、デザートタイムへ。
デザート
デザートはどれも自家製のようですが、”バイキング用のデザート”といった やや簡易的な作り。メインはカレーですし、期待を裏切らないくらいの美味しさはあります。
プチケーキ
ショートケーキ、タルトフリュイ、抹茶ケーキ、パウンドケーキ、プチシュー。
ショートケーキは 生地がふわふわで○。
タルトフリュイ(右上)は バターやアーモンドプードルは感じず、ドーナッツのような風味。植物油使用でしょうか。
プチシューは 店売りとは別物な印象でしたが、バニラ入りのカスタードは美味しかったです。
グラスデザート
スープフリュイ、葛きり、チョコパンナコッタ、イチゴヨーグルトパンナコッタ、プリン、抹茶とパインナップルのスムージー。
グラスデザート系も、”最高級”とは言えないものの、概ね美味しかったです。
葛きりは 汁が柚子茶っぽい味わいで、ちゅるんっと爽やか。
プリンは 弾力のある 古風な仕上がり。
イチゴヨーグルトパンナコッタは『坐忘』の簡易版(ライチゼリー無し)のようでした。
もちクリーム
もちクリーム(抹茶、マスカルポーネ)。
もちクリームは その場で好きなアイスを選ぶと、ホイップクリームやベリー、求肥をトッピングしてくれます。要は、”雪見だいふくのグレードアップ版”といったデザート。求肥は別に無くてもいいかな、という印象はありますが、添え物のベリーはとっても嬉しい。
マスカルポーネアイスは ベリーと相性が良く、気に入りました。
おかわりタイム
以上
主役はカレーでありながら、サイドメニューも美味しく、期待を裏切らない内容でした。いずれも手作り感のある個性的なメニューで、また価格も比較的安く、貴重なイベントだと思います。
開催期間は各1週間程度と短いですが、予定が合えばまた伺いたいです。
やはりパンがとっても美味しく、朝食ブッフェにも再訪したくなりました!