恵比寿ガーデンプレイス内、ウェスティンホテル東京の1階にある『ザ・テラス(THE TERRACE)』のデザートブッフェに行ってきました。抹茶フェアは5月に続き、2度目。
抹茶デザートブッフェ
2018年5月1日~6月29日 平日限定 4,759円(税・サ込)
SPG会員は10%OFFで4,283円
次回訪問
サマーデザートブッフェ&世界のケーキの記事はこちら
ブッフェ台
ニューヨークチーズケーキ、ほうじ茶のプリン、ショコラーデン。
抹茶とミルクチョコレートのムース、オレンジとカシスのムース、黒糖のクレームブリュレ。
レモンタルト、コーヒーゼリーと抹茶のパンナコッタ、ストロベリーショートケーキ。
ライチとラズベリーのゼリー、パッションショコラ、ババロアバニラ。
抹茶のダブルタルト、甘夏みかんのゼリー、オレンジとクルミのタルト。
ホワイトチョコレートと抹茶のタルト、抹茶とパイナップルのタンバル、黒豆&白玉入り 抹茶とチョコレートのスープ、抹茶とビターチョコレートのドームショコラ。
抹茶のティラミス、抹茶とミルクチョコレートのキャラメリゼ、抹茶のレアチーズケーキ。
抹茶とチョコレートのなめらかクリーム、抹茶とカカオのキャンディーバー、抹茶のフォンダン 小豆と生姜のシロップ。
抹茶とチョコレートのエクレア、抹茶のブランマンジェ 桃のゼリー、抹茶のアーモンドケーキ 赤いベリーのコンポート。
抹茶とライムのオリエンタルクリーム、抹茶と赤いベリーのズッパ、抹茶と黒蜜ミルク。
嬉しいことに、今回は欠品が一切ありませんでした!!
実食
デザート①
抹茶とパイナップルのタンバル、抹茶と赤いベリーのズッパ、抹茶とライムのオリエンタルクリーム、黒豆&白玉入り 抹茶とチョコレートのスープ。
左3品は、抹茶よりもフルーツにフォーカスした品に感じました。
抹茶とパイナップルのタンバルは チーズフェアにあった「フロマージュクリュ」と同系統の、甘酸っぱい乳酸菌の味。個人的には先月のミルキークリーム×杏のほうが好みでしたが、パイナップル果肉にはよく合っており、サッパリしたトロピカルデザートとして美味しく頂きました。
抹茶と赤いベリーのズッパは 真っ赤なシロップじゅくじゅく。ベリースムージー・抹茶クリーム添え、と言えるくらいジューシーでした。
抹茶とライムのオリエンタルクリームは ライムにココナッツに、薄っすら生姜風味で、確かに異国の風情。マンゴーソースと合わさり、こちらもトロピカリーな美味しさ。
黒豆&白玉入り 抹茶とチョコレートのスープは ドライ杏、白玉3粒、黒タピオカ、黒豆うっじゃうじゃで、汁気に対して 具沢山にもほどがある(笑)。それゆえに、やや”薄まった味”という印象を受けました。具は半量で良かったかも。
苔石風?
和のトッピングも可愛いです。
デザート②
抹茶と黒蜜ミルク、抹茶のティラミス、抹茶のブランマンジェ 桃のゼリー、ライチとラズベリーのゼリー。
コーヒーゼリーと抹茶のパンナコッタは コーヒー×小豆の 相性の良さに驚きました。抹茶自体はさほど主張せずとも、両者の橋渡し役になっているのか、とても調和の取れた味。ちゅるんっとした喉越しも好印象。
抹茶と黒蜜ミルクは ほのかに香ばしい甘さ。やはり”乳飲料”としては薄味に感じるものの、先月の「抹茶ミルク」よりも美味しく頂けました。
抹茶のブランマンジェ 桃のゼリーは 白桃の繊細な甘さがよく出ていました。潤いのあるブランマンジェは 先月と同じものでしょうか、私は 酸味炸裂の柚子ゼリーver.のほうが好みでしたが、今回のほうが 抹茶の味わいが立っているように思えました。
ライチとラズベリーのゼリーは テラスのゼリーで一番好きな組み合わせ!華やかなライチから 甘酸っぱいラズベリーへの 味の階調が心地いい。
小豆の やや固めの歯ごたえも美味しかったです。
デザート③
抹茶とカカオのキャンディーバー、コーヒーゼリーと抹茶のパンナコッタ、抹茶のレアチーズケーキ、抹茶のアーモンドケーキ 赤いベリーのコンポート、抹茶とビターチョコレートのドームショコラ、抹茶とチョコレートのなめらかクリーム、抹茶とミルクチョコレートのキャラメリゼ。
陶器入りのデザートは 内容量が少なく、他種類楽しめますね。
右下の 抹茶とビターチョコレートのドームショコラは 先月と同じものでしょうか。
ボトムのビスケットと、中のナッツがゴツゴツしていて美味しい。
抹茶とカカオのキャンディーバーは モフッとしつつも、舌の熱でスッと溶ける チョコレート。
ココナッツと抹茶が 香ります。
抹茶とチョコレートのなめらかクリームは 金色が 天の川のように美しい!
黒いチョコの下は、抹茶クリーム&チョコクリームが半々の2層になっており、互いに譲らず濃い味でした。掬うとグラデーションがかかるような とろ~り具合で、舌に馴染むビターさ。
抹茶とミルクチョコレートのキャラメリゼは 底に潜むアーモンドプラリネの香ばしさが印象的。
上手にアーモンドが掬えませんでしたが、とろとろクリームの中の 粗刻みナッツの歯ごたえが良かったです。
抹茶のレアチーズケーキは 泡っとした酸味系レアチーズ。
中のベリーの酸味が際立つ淡さで、濃厚系を期待すると 物足りないかもしれません。ベリー好きの私には 中々のヒット。
抹茶のアーモンドケーキ 赤いベリーのコンポートは 色からもわかる通り、先月のアーモンドケーキとは別物。
ベリーがちょっと染みているのもあり、しっとりを通り越し ジュクっとした食感。個人的には あの弾力感が気に入っていただけに、柔らかすぎて ちょっぴり残念…。底には、プチプチベリー&バニラクリームが潜んでおり、これは好き!
抹茶のティラミスは 先月の黒豆のかわりに 甘い粒あんに。
抹茶シロップの濃度もアップしたようで、甘さ×ほろ苦さのメリハリがとっても美味しい。先月はツボらず、でしたが、今月はNo.1では?と思うほど。ただ、”ティラミス”というイメージからはちょっとかけ離れ、超濃厚な抹茶小豆ミルク、という印象でした。
デザート④
ミゼラブル抹茶、抹茶とミルクチョコレートのムース、杏入り抹茶のクグロフ 胡麻の香り、抹茶とチョコレートのエクレア、抹茶のダブルタルト、大納言入り抹茶とココナッツのケーキ。
今回はココナッツを使ったデザートが多いですね。
右上の 杏入り抹茶のクグロフ 胡麻の香りは 抹茶風味もそこそこに、白胡麻ブワーーッ。クリームを添えたものの、要らないくらいしっとりしていました。
一方、その右下の 大納言入り抹茶とココナッツのケーキは 大納言がたっぷり入っており、口の中の水分持っていく系。
しかし、飲み物で流し込むのではなく、じっくり味わうと非常に美味しいです!豆々しさに、ココナッツ&抹茶が 絶妙な香ばしさで、焼き菓子の中では最も気に入りました。(ホクホクな食感は、焼き芋のソレに近いかも。)
ホワイトチョコレートと抹茶のタルトは 中のカシス果肉がプチプチ主張。(切る位置がよくありませんでしたが、数粒入っていたと思います。) ホワイトチョコの甘さは強いものの、抹茶感は カシスのインパクトに消されていた印象。
逆に、抹茶のダブルタルトは 抹茶抹茶な品 。ミルキーさと ほろ苦さを兼ね備え、私はこちらのほうが好き!!
抹茶とチョコレートのエクレアは 上下に抹茶チョココーティング、というのがユニークですね。残念ながら、甘系のクリームも モフモフとした生地も あまり好みではありませんでした。
ミゼラブル抹茶は こってりクリームと 抹茶味のバランスが良く、美味しかったです。(先月は生地とクリームの緑色に もっと濃淡差があったように思いますが、心なしかクリームの緑色が深くなった気が。)
右奥にチラっと写っている 抹茶とミルクチョコレートのムースは オレンジリキュール入りなのか、抹茶オランジュショコラ、といった芳醇な味わい。底のダックワーズ生地には アーモンド片がたっぷりと配合されており、ゴツゴツ・きゅっきゅ、とした歯ざわりが また美味しかったです。
デザート⑤
黒糖のクレームブリュレ、ほうじ茶のプリン、ババロアバニラ、抹茶のフォンダン 小豆と生姜のシロップ。
非・抹茶デザートも、魅力的です!
右上の ほうじ茶のプリンは ”食べる ほうじ茶ラテ”、…というか飲めそう。甘さは極々控えめで、カラメルもスッキリ。冷たくとろ~っとしており、先月の「ほうじ茶ブリュレ」よりもハマりました。
黒糖のクレームブリュレは 「黒糖の」という名前を無視し(?)、ラム酒ブリュレではないでしょうか。お酒がムンムンと香り、レーズンは入っていないのだけれど ”濃厚ラムレーズンアイス”を頂いているような感覚でした。そう、好き!
一方、ババロアバニラは ”濃厚バニラアイス”のよう。抹茶関係ないけれど、きっと みんな好き!
抹茶のフォンダン 小豆と生姜のシロップは 小豆がわりとシッカリ甘く、生姜風味も相まって”冷やし飴”のよう。炊き加減は コーヒーゼリーの小豆よりも柔らかめで、でも 豆々感が残るくらい。大量の小豆生姜に負けず、抹茶フォンダンがもっちり濃厚なのもGOODです。
軽食
昔ながらのナポリタン、フライドポテト、いなり寿司、鶏のから揚げ、漬物。
軽食はいつも通リでした。
デザート⑥
抹茶とカカオのキャンディーバー、抹茶と赤いベリーのズッパ、抹茶のティラミス、抹茶のレアチーズケーキ、抹茶のアーモンドケーキ 赤いベリーのコンポート、抹茶とミルクチョコレートのキャラメリゼ、ニューヨークチーズケーキ。
定番のニューヨークチーズケーキと、お気に入り抹茶デザートを再度。
抹茶のティラミスは 今までも何度か登場していますが、今回の配合は特に好みでした。
デザート⑦
黒糖のクレームブリュレ、コーヒーゼリーと抹茶のパンナコッタ、抹茶とパイナップルのタンバル、漬物。
意外にツボった品といえば、コーヒーゼリーと抹茶のパンナコッタ。小豆の固さと、下層の潤い感が絶妙。
抹茶デザートとの相性のせいか、あまり食べることのない漬物が美味しく、おかわり。
以上
先月と同じ名前の品、または似たような品も多数見受けられましたが、味わってみると変化が感じられ、2ヶ月連続訪問だからこそ気付く美味しさが沢山ありました。
5月のほうが好みだった品、今月のほうがグッときた品は、半々ぐらいでしょうか。そこら辺は好みの問題だと思いますが、毎回意外性のある味わいがあるのは、リピーターとしては嬉しいことです。
今月はココナッツ、チョコレートが多い一方、チーズ系は手薄だった印象。7月の「チーズデザートブッフェ」に向けて、温存しているのかも。