ザ・キャピトルホテル東急の3階にあるラウンジ『ORIGAMI(オリガミ)』のアフタヌーンティーへ行ってきました。
アフタヌーンティーセット“Capitol Grace”
5,000円(税・サ込)
※ ブッフェではありません。
ドリンクのメニュー。(クリック拡大)
今まであった「カリブ」は無くなったようです。
イチオシの「ホットシナモンスパイス」は続投で、今回はそればかり頂きました。種類の変更もできます。
甘いばかりか、シナモンの辛味も効いていて美味しい。飲む八つ橋!
間もなく、風呂敷包みのアフタヌーンティーセットが登場。
今回のメニューは2017年10月1日~2018年1月14日の秋冬ver.。
「一の重」にスイーツ、「二の重」にセイボリー、別スタンドでスコーンがテーブルに並べられます。
スコーン、スープ。
本日の冷製スープ、プレーンとレーズンの2種のスコーン(ジャム・メープルシロップ)。
本日の冷製スープは、公式写真ではカボチャスープらしく見えましたが、この日は「栗のスープ」とのことで、歓喜!!!9月に頂いた「マロンランチコース」にも含まれており、大好物であることは確認済みです。栗のほっこりとした甘みに ミルクのコク、そしていい具合に塩味。
スコーンは いつものやつ。ぽそっと素朴なパンケーキ(?)菓子パン(?)な感じ。これは無くても構いませんが、あればあったで喜んで頂きます。
「一の重」
モンブランとカシスプリン、フォレノワール、モンテリマール、カボチャのプリン、カヌレ、本日のプティフール。
秋冬カラーに彩られた「一の重」のスイーツ。
左上は、モンブランとカシスプリンのマリアージュ。
9月に頂いた「モンブラン」よりも甘さ控えめに感じたのは、プチッと酸っぱいカシスのおかげでしょうか。プリン自体は”いちごミルク”のような穏やかな酸味で、むしろ乳味が強い感じ。
カボチャのプリンは 「なめらかな食感の~」という説明通り、繊維感は皆無。とろとろ、飲める系。味にもカボチャらしさはあまり無く、どちらかというとゴロゴロとした豆類&コンポートが映え、和を感じる一品でした。
シロップ漬けチェリーをサンドしたチョコケーキ「フォレノワール」。そして、蜂蜜ムースとピスタチオムースを重ねた「モンテリマール」。
モンテリマールは上部のカラフルなムースの中に 刻んだナッツが潜んでおり、食感も風味もよく感じられました。ドライフルーツの華やかな香り、下部のピスタチオムースのこってりした香ばしさも相まって美味しかったです。
フォレノワールはたっぷりのチョコクリームの中、チェリーの固めの食感&酸味が立ち、お酒も効いていて美味しい。
小さなカヌレと、本日のプティフール。
赤く光る丸いものはタルトタタン。(メニューには載っておらず「本日の~」に含まれるのでしょうか。)
リンゴは深く・濃く煮詰めてあり、もはやキャラメル化してます。フルーツ系は浅炊きを好みますが、ここまで潔くキャラメル、になっていればそれはそれで大好物。下のクッキーもサクッと香ばしくてGOOD。
その他プティフールはいつも通りの面々で、ギモーブに 砂糖菓子の蝶々、マカロン。
カヌレはミニサイズながら、シッカリと外壁があり、お酒も効いた本格派でした。ほろ苦く濃厚で私好み。
「二の重」
鶏の胸肉と大葉の春巻、トルティーヤロールサンド、フライドポテト、ハンバーガー、人参とオレンジのマリネ、紅茶の香る鴨胸肉のスモーク 和風の茸マリネとともに、栗ときのこのキッシュ、野菜のピクルス。
スイーツ重よりもさらに夢が詰まった セイボリーの「二の重」。春巻にバーガーに鴨肉!
野菜のピクルス、人参とオレンジのマリネは朝食ブッフェと同じものだと思います。ピクルスはオシャレにハーブが香りつつ、ちょっと昆布出汁っぽくて美味しい。
鶏の胸肉と大葉の春巻は パリッというより、ミリミリッ!とした食感。春巻きの皮より やや薄めの ワンタン皮でしょうか。レモンを絞ると最高です。
トルティーヤロールサンドは スモークサーモンとクリームチーズの王道の美味しさ。
大好物ゾーン、
紅茶の香る鴨胸肉のスモーク 和風の茸マリネとともに。
栗ときのこのキッシュ。
鴨肉に寄り添う茸マリネがまず美味しい。酢加減が程よく、キノコの旨味が引き出されていました。鴨スモークは紅茶風味こそ感じられないものの、朝食ブッフェ同様、ぷりっとジューシーでとっても美味しい。
キッシュは栗&茸が バターと卵とでギシッと焼き固まっており、先日の「マロンランチコース」の感動が蘇りました。(その時はシメジが入っていましたが、今回は椎茸。)
そして大トリのハンバーガー。ええ、最後まで大事にとっておきました!
網目状に香ばしく焼き目が付いたパテは、中は じゅ~~っと肉汁たっぷり。アラカルトサイズをまた食べたい。
以上。豪華二段重は、まるで”ホテルグルメのアソートボックス”。スコーンはオマケ程度の存在感ながら、非常に満足度の高い内容です。
あれもこれも美味しい。このホテル美味しい。