アマン東京の33階にある『ザ・ラウンジ by アマン』のアフタヌーンティーへ行ってきました。今回は有名な「ブラックアフタヌーンティー」ではなく、10月限定のハロウィン仕様!
ハロウィン ハニー アフタヌーンティー
2017年10月1日(日曜)~10月31日(火)
5,537円(税・サ込)
一休.comから予約可能
※ ブッフェではありません。
10月は 大好物の蜂蜜&カボチャ中心のメニューとのことで、発表された8月末の時点で予約を入れました!
ドリンクは以下のリストから 飲み放題。
温かい紅茶はポットでの提供で、中身が空になったら茶葉替えOKとのこと。(2016年6月に利用した際は 1人1種類のみでしたが、随分前から仕様が変わっていたようです。)
1杯目は季節のアイスティーをセレクト。
左がアールグレイと洋梨のオータムポワール。右がルイボスティーとマンダリンオレンジのハーバルオレンジ。
オレンジの方は、爽やかというよりは、バニラ系のまったりとしたフレーバーでした。
まず頂いたのは、温かいスコーン。(提供の順番としては最後でしたが。)
プレーンと南瓜のスコーン クロテッドクリームと蜂蜜 自家製ジャム。
前回は 今ひとつだったスコーンですが、格段に美味しくなっていた!!
ふにゃふにゃ・パサパサのカニパン覚悟だったところ、サックリ香ばしい上等スコーンに変更されており、嬉しい誤算です。バターたっぷりタイプではなく、ビスケットやクラッカー系統な さっぱりとした感じ。
コンディメントは前回と同じ。
南瓜のスコーンはカボチャ感はそれほどでもなく、風味よくサクッと焼かれた 小麦の美味しさ。けれども、プレーンスコーンよりも蜂蜜との相性が良く、どこか奥底にカボチャの良さが秘められているのかな?という印象。
スコーン自体がさっぱりとしているため、コッテコテに蜂蜜をかけてもクドくない!
温かい紅茶はポットに4~5杯分なみなみ入っており、シェアすることを勧めて下さいました。
バニラチャイは濃厚というほどではないものの、スパイシーな香りは効いていました。(個人的にはアグネスホテルやウェスティンホテルくらい濃ゆいのが好きですが。)
さて、ハロウィンver.の3段ティースタンド。
写真は2人分です。さすがにコーディネート力が高い!!
グラスデザート。
強面なわりには甘口な 林檎のジュレと蜂蜜ソース 十字架チョコレート。クタっと柔らかなリンゴの周りは、飲めるほどユルユルなジュレ。十字架チョコの下には 土に見立てたチョコスポンジが入っていて、遊び心を感じます。
上段。
チョコレートの器と南瓜のプチシュー、ゴーストメレンゲ、オレンジ蜂蜜の三日月クッキー。
飾りのようでいて、全て食べられる上段のスイーツ。
前回の「ブラックアフタヌーンティー」同様、チョコレートのボリュームが凄いです。分厚いチョコレートの器の下に、さらにそれを支えるリング型チョコがあり、食べ応え抜群。
オレンジ蜂蜜の三日月クッキーはサブレよりもギュッ、フィナンシェよりもサクッ。濃厚な蜂蜜バター味で美味しかったです。
南瓜のプチシューは ざらりとカボチャらしい甘さ。
中段。
ラベンダー蜂蜜のマカロン、栗の蜂蜜と南瓜のタルト、南瓜のモンブラン、アカシア蜂蜜と南瓜のプリン。
蜂蜜の甘さが際立つ中段のスイーツ。
サクサクのメレンゲに乗せた 南瓜のモンブラン。
蜂蜜に やや野性的なクセのある 栗の蜂蜜と南瓜のタルト。蜂蜜飴のように、蜂蜜風味が ぶわ~っと押し寄せます。
コウモリ印の ラベンダー蜂蜜のマカロン。こちらもまた濃い蜂蜜!
ラベンダーの香りと芳醇な甘さが広がり、パッと華やかなお味でした。
魔女帽子チョコと 竹炭ソースで飾られた アカシア蜂蜜と南瓜のプリン。
プリン(というかピューレ?)はさっぱり。ほくほく甘~いカボチャではなく、ウリ系の野菜らしいカボチャがベースで、アカシア蜂蜜の風味が際立っていました。
下段。
ブルーチーズと南瓜のコーン インペリアルパレスハニー、キャラメライズポークのサンドイッチ ローズマリーハニー、フォアグラ最中 トリュフハニー、サーモンのミルフィーユ クレタ島ハニー。
スイーツもどれも美味しく頂けましたが、本領発揮と思えるのは 下段のセイボリー。
ブルーチーズと南瓜のコーン インペリアルパレスハニーは ブルーチーズ臭さ&塩気が、カボチャと蜂蜜によって 丸みを帯び、素材の相性の良さを感じます。グラスの中の米菓は味が無く、スコーン用の蜂蜜を残しておけば良かったかも。(スコーンは早々に頂いたので、とっくに下げられてしまいました。)
サーモンのミルフィーユ クレタ島ハニーは レアなサーモンに、クリーミーなチーズ、蜂蜜にスパイスにハーブを贅沢に重ねた一品。フォーク越しに伝わる、ミルクレープのような つぷつぷっとした感触もお気に入り。
キャラメライズポークのサンドイッチ ローズマリーハニーは いわゆるハニーベイクドハム(?)。しっとり厚みがあり、とっても美味しいハムでした。
フォアグラ最中 トリュフハニーは むんわぁ~~っと血の滾るフォアグラの濃厚さに、 トリュフハニーの芳醇な甘さが加わり 絶品。同伴者にはクセが強すぎたようで、残りを有難く平らげました。個人的には全メニューの中でも一番好き!!
最後のお茶には、前回気に入ったスモークドチャイナを選びました。キーマンよりも強烈なスモーキーさで、”お茶らしさ”からは遠ざかりますが、とてもクセになる味わいです。
以上。ハロウィンの象徴であるカボチャの主張は弱めだったものの、”甘いおかず”が好きな私には、蜂蜜尽くしのセイボリーが大ヒットでした。
可愛らしい見た目にも心踊りますが、何より好きなのは、お皿に乗るもの 全て隈なく食べられるところ!飾りに見えるものも 隅々まで美味しく頂き、ボリュームとしても満足できます。
唯一の欠点だったスコーンも改善され、前回よりも楽しめました。
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