アマン東京の33階にある『ザ・ラウンジ by アマン』のブラックアフタヌーンティーへ行ってきました。当初は予約3ヶ月待ちと言われていましたが、現在はブームも落ち着き、一休.comから前日予約も可能です。
ブラックアフタヌーンティー
5,198円(税・サ込)
※ ブッフェではありません。
”ブラックアフタヌーンティー”と謳う通り、食器もカトラリーも黒。
最近、ドリンクオーダーのシステムが変わり、茶葉は1人1種類で交換は不可、同じ種類ならお代わりもOKとのこと。紅茶をメインに考えている方には物足りないかもしれませんが、シェアすれば複数種楽しめるし、個人的にはそれはそれで良いかなという感じでした。
ドリンクメニュー。
オーダーから間もなく、ブラックなティーセット登場。
スモークド チャイナは本当に燻製の香り。スパイスとかのクセではなく、とにかく燻製です。今まで飲んだことのない味わいで、凄く気に入りました。
紅茶をしばらく楽しんでいると、フードが続々登場。
写真は二人分です。
色違いがオシャレなメロンとシャンパンゼリー チョコレートハット。
並のカクテルよりもアルコール度数が高いお味で、私好み。
ハットはホワイトチョコレートでできています。
ティーセット 上段。
上段は”女性のファッション”をテーマにしたデザート集。やはり”ブラック”だけあって、チョコレートが多いです。
中でも一番美味しかったチョコレートは、ダイヤモンドの器に入ったケシの実を纏ったラズベリーのパートドフリュイの器部分。周りを見たらほとんどの方がハットと器を残していましたが、私は中に入っているカカオニブも一粒残らずいただきました。
ブラジル産カカオ62%チョコレートとライムキャラメルのハイヒール形ボンボンショコラ。
つま先からキャラメルとろ~り。ライムの酸味が効いていました。
最も目を引くフレッシュブルーベリーを入れたチョコレートバッグ。装飾が色違いになっていて、芸が細かいです。
中には生ブルーベリーがぎっしり収納されています。
ティーセット 中段。
中段は季節のデザートセレクション。
チェリーとグリオットのフィナンシェ。
パイナップルのダックワーズ。塩っぱいチーズクリームがとても好き。
無花果とマカロナード。黒ゴマが尾を引きます。
マダガスカル産バニラとカシスのタルト。
ティーセット 下段。
下段はミニサイズながら完成度の高い軽食類。
エダマメの冷製スープとジュンサイ。
ピュアホワイトコーンのキッシュ。
十勝ポロシリ牛と新じゃが芋のコンフィ ラベンダーの香り。
竹炭バンズを使った本日のプティサンドイッチ。
竹炭バンズはしっとり。分厚~~いサーモンにギュッと噛みごたえがあり、美味しかったです。
スコーン。
プレーンと抹茶の2種スコーン、クロテッドクリームと自家製ジャム2種。
スコーンは正直言ってガッカリクオリティ。バターの風味のない、パサパサのカニパン系。フードも紅茶もゴージャス感に溢れているのに、スコーンだけ「どうして?」というくらい。
ただ、コンフィチュールは一流ホテルらしいお味です。
アプリコットジャムとイチゴジャムはペースト状の滑らかな舌触り。
クドさのないハチミツ。
クロテッドクリームはふわっとしつつ、口溶けさらさら。
紅茶 その2。
トロピカル オレンジは酸味のないほのかなフルーツ具合で、ハチミツを入れるとさらに美味しかったです。
以上。個性的な見た目よりは、味に驚きは少ないものの、すべて美味しく完食しました。茶葉交換が不可・スコーンがイマイチという点で、”アフタヌーンティーらしさ”を求めると割高かもしれません。しかし、この可愛いスイーツを観賞し味わえるひとときには、大変価値を感じます。
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