恵比寿ガーデンプレイス内、ウェスティンホテル東京の1階にある『ザ・テラス(THE TERRACE)』のデザートブッフェに行ってきました。
マロン・デザートブッフェ
2017年10月2日(月)~11月30日(木) 平日限定
4,515円(税・サ込) ※SPG会員は10%OFF(4,063円)
次回訪問
クリスマス・マロン・デザートブッフェの記事はこちら
チーズケーキ、リンゴとゴールデンベリーのゼリー、マロンとカシスのバルケット。
パンプキンとプラリネのミルクチョコムース、洋ナシとカラメルのムース、レモンのクレームブリュレ。
パンプキンクリームタルト、洋ナシのババロアとコンポート、抹茶のシュークリーム。
カボチャのプリン、フルーツショートケーキ、ラズベリーとピスタチオのチーズクリーム。
ドームショコラマロン、ラズベリーとアセロラのゼリー、リンゴとレモンのタルト。
ほうじ茶とマロンのロールケーキ、マロンクグロフ、マロンクレープ。
ラズベリーとマロンのクリーム、洋ナシのフラン マロンクリーム、モンブラン~和~、モンブラン~フランス~。
マロンと抹茶のティラミス、マロンとリンゴのタンバル、マロンとミルクチョコレートのムース。
フロマージュブランとマロンのタルト、オレンジとマロンのフール、クリームチーズとマロンのパリブレスト。
マロンとスパイスのクレームブリュレ、ブラマンジェ 赤いベリーとマロンのクリーム、リンゴとマロンのブレッドプリン。
マロンとカシスのスープ、レモンとマロンのシャンティー、タルトショコラマロン。
白玉入りマロン”あんみつ”、マロン牛乳。
アイスのメニュー。
ドリンクのメニュー。
ラズベリーとマロンのクリーム、モンブラン~フランス~は途中で品切れしたようです。
以下、実食編。
デザート パート①。
ブラマンジェ 赤いベリーとマロンのクリーム、ラズベリーとマロンのクリーム、マロンとミルクチョコレートのムース、洋ナシのフラン マロンクリーム。
ブラマンジェ 赤いベリーとマロンのクリームは ふるるんっとした濃厚ミルクが主役で、ベリーとマロンは脇役的。一方、ラズベリーとマロンのクリームは酸味・甘味のメリハリが効いており、似たような組み合わせながら 両者キャラ立ちしていました。
マロンとミルクチョコレートのムースは おそらくチョコには栗は混ぜ込まれておらず、非常に滑らかな口当たり。蒸し栗やベリーをディップ感覚で、というコンセプトでしょうか。(にしてはチョコが多く、やたらとボリューミー。)
洋ナシのフラン マロンクリームは クリスマスの”エッグノッグ”を梨と栗で秋風にアレンジしたようなイメージ。シナモンやナツメグ(?)の風味を感じ、複雑で美味しかったです。
どの栗デザートよりも、このチョコクリームに重量感を感じました。粘性が物凄い。
デザート パート②。
マロンとリンゴのタンバル、オレンジとマロンのフール、レモンとマロンのシャンティー、ラズベリーとアセロラのゼリー。
マロンとリンゴのタンバルはシャキッと焼きリンゴ、粘~っと栗ペースト(おそらく和栗?) 。以前『ザ・ラウンジ』のアフタヌーンティーで似たような品を頂きましたが、今回のほうがリンゴが香ばしく・かつ瑞々しく、さらに美味しく感じました。
オレンジとマロンのフールはヨーグルトのようなさっぱりテイスト。オレンジの爽やかさが箸休めにGOODです。
レモンとマロンのシャンティーは酸っぱいレモンクリーム×まろやかなマロンクリーム。カリッとしたクランブルと相まって、レモンパイ感覚。
ラズベリーとアセロラのゼリーはアセロラの酸味がよく効いており、こちらも良い味変になりました。
シャキシャキりんご。フルーツを使った品の中ではイチオシ。
デザート パート③。
マロンと抹茶のティラミス、マロン牛乳、モンブラン~和~、モンブラン~フランス~。
マロンと抹茶のティラミスは 栗はあまり感じず、ふわとろ抹茶ミルク。抹茶スポンジがほどよくビターで、甘すぎず美味しい。
マロン牛乳は名前のまんま、マロン風味の 甘い乳飲料。よく振ってね!
モンブラン~和~は『ウェスティンデリ』のスペシャルモンブランと全く同じ!…だと私は思います。純で濃厚な栗ペーストに、口どけの良いカスタード&生クリームが絡み合い、テラスのデザートの中でも一番好き!!
モンブラン~フランス~は和ver.よりも甘めの仕上がり。中に 焼いたメレンゲ…というかカルメ焼き(?)のようなものが入っていて、これが甘香ばしく、和栗とは違ったベクトルの美味しさでした。
抹茶ティラミスの底は、シロップじゅくじゅく。
デザート パート④。
フロマージュブランとマロンのタルト、ほうじ茶とマロンのロールケーキ、クリームチーズとマロンのパリブレスト、マロンとスパイスのクレームブリュレ、マロンクレープ、リンゴとマロンのブレッドプリン。
マロンクレープはザラついたチョコソース、という感じで、これは口当たりが今ひとつだったかも。
マロンとスパイスのクレームブリュレは シナモンを中心に 様々なスパイスが心地良く。分厚いキャラメリゼが施され、香ばしさいっぱいでした。
リンゴとマロンのブレッドプリンは卵らしいお味。似たようなテイストの「洋ナシのフラン」のほうが個人的には気に入りましたが、こちらの方が王道でクセがない印象。
フロマージュブランとマロンのタルトは フロマージュというよりはカッテージチーズ感が強く、塩気がよく効いていました。下部は素朴な栗栗しさで、”蒸し栗に 塩パラッ”みたいな滋味深いお味。中のレーズンもよく合っていてとても好みでした。
クリームチーズとマロンパリブレストは甘いマロンペーストに、サワークリームのような酸味のあるチーズクリームの組み合わせ。栗とチーズがどちらも濃く、こちらも非常に私好み。
ほうじ茶とマロンのロールケーキはもっちり皮(”スポンジ”よりもそう呼びたい)×甘ふわマロンクリーム。ほうじ茶はフッと香る程度ながら、甘さを引き締めている感じ。
デザート パート⑤。
カボチャのプリン、ドームショコラマロン、抹茶のシュークリーム、ラズベリーとピスタチオのチーズクリーム、マロンとカシスのバルケット、パンプキンクリームタルト。
ラズベリーとピスタチオのチーズクリーム(中央・右)は ぬるんっとナッツ油を感じる濃厚さ。チーズはさほどでも。
抹茶のシュークリームは濃淡の異なる2色の抹茶クリームに、抹茶パウダーがあしらわれ、小さいながらも 抹茶っ茶っ茶。写真ではよく見えませんが、プラリネも入っていました。
ドームショコラマロンは全粒粉ビスケットに、酸味系ふわふわチョコ。フルーツではなく、カカオ自体に酸味がある印象。
パンプキンクリームタルトは ミルキーなカボチャクリームが美味しいのはもちろん、土台のアーモンドクッキーがザクザクッと香ばしく、大変気に入りました。生地中央に焼き込まれたマーマレードジャムは、甘すぎず爽やかなワンポイント。
マロンとカシスのバルケットは焼き込まれたカシスが プチッと主張。
カボチャのプリンはカボチャらしさもありますが、それ以上に卵黄の濃ゆい味。固茹で卵の黄身っぽい というか、”卵料理感”があります。(ブレッドプディングが目じゃないほど) 想像とは違ったものの、物凄く私好みでした。
軽食。
昔ながらのナポリタン、フライドポテト、鶏のから揚げ、しめじとベーコンのキッシュ。
軽食は 変化のないラインナップ。
しめじとベーコンのキッシュは黒胡椒が強く、キノコ風味はもうひとつでした。
デザート パート⑥。
クリームチーズとマロンのパリブレスト、ほうじ茶とマロンのロールケーキ、マロンと抹茶のティラミス、カボチャのプリン、モンブラン~和~、パンプキンクリームタルト、マロンとリンゴのタンバル。
お気に入りを再度。
アイスは諦め、さらにマロンデザートをおかわり。
デザート パート⑦。
クリームチーズとマロンのパリブレスト、モンブラン~和~、フロマージュブランとマロンのタルト、チーズケーキ。
殿堂入りのモンブラン~和~を取り囲む、チーズデザートたち。個人的にはベストな絵面ながら、色味としては今ひとつなので苺を添えました。
例年の栗フェアに比べ、全体的に甘さ控えめで、思ったよりも たくさん頂けました。
以上。和栗のモンブランがある時点で”大当たり回”なのは確約。パリブレストや抹茶ティラミスなど、新メニューも豊作揃いで、様々なフェアの中でも特に楽しめました。
月限定品が毎回魅力的で、最近はクレミアまで手が回らなくなってしまい、堪能しきるにはランチorディナーに行くしかなさそう。