紀尾井町、ホテルニューオータニ東京のザ・メイン17階にあるVIEW&DINING『THE Sky(ザ スカイ)』のディナーブッフェに行ってきました。
ディナーブッフェ【平日】
THE Sky Buffet ~冬~ 10,098円(税・サ込)
一休.comからの予約で9,000円+スパークリングワイン&コーヒー特典付
ブッフェ台
種類が非常に多く、網羅しきれないので、一部抜粋します。
ピンで撮った品のみ、料理名を書き添えます。
カラフルトマトと国産豆乳発酵クリームヘルシーのカプレーゼ仕立て。
6種のシーズニングを纏ったポークロースト ケイジャンピラフと共に。
デザートコーナーにはフルーツやアイスもあります。
アイスは 下記の6種でした。
あまおうシャーベット、ブルーベリーシャーベット、ほうじ茶アイス、ラムレーズンジェラート、バニラアイス、チョコレートアイス
その他、丼コーナーや麺コーナーもあり、そのあたりは概ね公式HPのメニュー通りでした。
メニューは同じものが補充され続けますが、あまおうタルトのみ品切れし、ギフト用のケーキで補われているようでした。
『THE Sky』と言えば、回転レストラン。
円形フロアの中央にブッフェ台があり、それを軸に 座席の床がゆっくり動き、時間によって景色が変わる作りです。
ブッフェ台は動かないので、席の隣が 肉コーナーになったり、デザートコーナーになったり。(花より団子の私にとっては、料理のほうが動いてやってくる感覚。)
それでは実食編!
照明も動くので、写真の色味にムラがありますが、あしからず。
予約特典
スパーリングワイン
一休.comの予約特典。
前菜と温菜
前菜
鰤の南蛮漬け、干し豆腐のブラックペッパーソース、蒸し鶏のピリ辛和え、鮗と大根・甘酢漬け、カラフルトマトと国産豆乳発酵クリームヘルシーのカプレーゼ仕立て、シュリンプカクテルとカクテルソース。
前菜で最も印象に残ったのは、カラフルトマトと国産豆乳発酵クリームヘルシーのカプレーゼ仕立て(左下)。豆乳発酵~が思ったよりも ずっとチーズチーズしていて、発酵っぽい風味&むぎゅっとコシがありました。フレッシュチーズのモッツァレラよりも”チーズらしい”と感じたくらい。
鰤の南蛮漬け(上)は つけダレがよ~く浸透しており、鰤自体は淡白ながらも しっとりしていて美味しかったです。
干し豆腐のブラックペッパーソース(左)は 弾力のある食感とともに、パクチーとごま油のアジアンな風味が広がり、癖になる一品でした。
温菜①
ホテル伝統クラシックポークカツサンドイッチ、ボイルポークのガーリックソース、上海グリルチキン&広東叉焼、じっくり焼き上げたプライムローストビーフ、ローストチキンラケ ポテト&茸のソテー添え。
カッティングサービスの じっくり焼き上げたプライムローストビーフを交え、肉料理いろいろ。ローストビーフは肉質は柔らかいものの、牛肉の味が今ひとつグッと来ず。先日のトレーダー・ヴィックスのほうが美味しく感じました。
ホテル伝統クラシックポークカツサンドイッチは カツはソース潜らせタイプで しっとり・こってり、パンはカリッとクリスピー。
上海グリルチキンと広東叉焼は小皿で抱き合わせです。チキンは 水分の抜けたパリパリ皮がたまらない!
温菜②
海老のチリソース、冬野菜とキャベツ茶巾スープ仕立て、6種のシーズニングを纏ったポークロースト ケイジャンピラフと共に、カマスの柚庵焼き、海老・ベビーホタテ・蟹のとろけるチーズペンネグラタン、魚介を楽しむアクアパッツアロッソ。
温菜MVPは、海老・ベビーホタテ・蟹のとろけるチーズペンネグラタン(右)。ぽてっとしたホワイトソースに、魚介の旨味がぎゅぎゅ~っとinしていて、濃ゆい感じがツボです!
逆に、今ひとつだったのはカマスの柚庵焼き(中央)。冷たくパサパサでした。
6種のシーズニングを纏ったポークロースト ケイジャンピラフと共に(左下)は 角切り牛肉入りピラフも贅沢ですが、上の豚肉がとても美味しい。肉脂でこってりしつつも、スパイスで締まりのある お味。
実演メニュー
鉄板焼①
サーロインステーキ(アメリカ産)、テンダーロインステーキ(オーストラリア産)、黒毛和牛ハンバーグ、薩摩赤鶏、ポークソーセージ。
鉄板焼は、お肉屋さんと お魚屋さんにブースが分かれており、まずは前者から。(チヂミのようなものと、ハッシュドポテトは自動的に付いてきます。)
どれも悪くはないけれど、半レアのテンダーロインステーキ以外は シッカリ焼きなので、”実演”の恩恵はあまり感じませんでした。
黒毛和牛ハンバーグは柔らかくはあるものの、練り物のような細挽き肉で、肉々しさには欠ける感じ。
鉄板焼②
帆立貝、烏賊、スコティッシュサーモン、海老、本日のシェフセレクトフィッシュ(カジキマグロ)。
鉄板焼は 断然・お魚屋さん派です!
スコティッシュサーモンは ほっこりと柔らかく、ジューシーな鮭エキスが美味し~い!
帆立貝や烏賊も 作り置きでは出せない みずみずしい甘さ。
寿司
ほっき貝、白身、玉子。
前回はあまり良い印象ではなかった寿司ですが、今回はとても美味しくいただきました。赤酢を使った酢飯は 固さも酢加減もちょうどよく良く。
この日の白身はヒラマサで、脂が乗っていて美味しかったです。
天丼
天ぷらを単品オーダーすることも可能ですが、”タレご飯”が好きなので天丼に。
米粉と米油を使った天ぷらは、ザクザクとハード目な食感で、香ばしいです。(個人的には、ふわサク系よりも好き。)
ただし、タレはちょっと濃かったので、ご飯倍量ほしいところ。
アイスティー
一休.com予約であれば、コーヒー・紅茶はおかわりもできました。
さて、デザートタイムへ!
デザート
デザート①
スーパーあまおうショート、スーパーメロンショート、マロンムース、オペラ、ベイクドチーズケーキ、あまおうタルト、モンブラン、ブルーベリータルト。
ニューオータニのケーキは安心感がありますね。奇を衒わずとも、揺るぎない美味しさ。特に、スポンジ系!
ミニタルトは作りは簡易的ですが、あまおうタルトとブルーベリータルトは 中のバニラクリームが美味しかったです。
スーパーあまおうショートとスーパーメロンショートは ベージュに近いクリーム色のスポンジが特徴的。アフタヌーンティーで頂いたときより、なぜかスポンジが固めに感じましたが、非常にしっとりとしています。個人的には 超絶ふわふわよりも、これくらいの食べ応えが好き。
デザート②
新edo豆カン あまおう添え、あまおう入りイチゴジュレ、コーヒーゼリー、カップケーキ、チョコレートシュークリーム、アーモンドシュークリーム、あまおうロール、新edo抹茶ロール。
今回のデザートMVPは、まさかの あまおう入りイチゴジュレ。もちもちとコシがあるのに、絶妙なユルさで 喉越しは非常に滑らか。苺そのものの香りや味も生かされており、ゼリーよりプリン派の私だけど、このゼリーは心底気に入りました。
次点は、一番手前のアーモンドシュークリーム。アーモンドよりも”塩バニラ”な印象です。中のクリームが すこぶる美味しい。
新edo抹茶ロールと あまおうロールは、中に粒餡(抹茶のほうには求肥も)が入っており、カステラ感のある しっとり生地とよく合うこと。私は より卵味の強い あまおうロール派!
寿司
ほっき貝、白身、こはだ。
アイスを取りに行こうかと席を立ったら、ちょうど真横に お寿司屋さんがきていたので、寿司食べます。
こはだは 前菜の「鮗と大根・甘酢漬け」の鮗と同じでしょうか。臭みがなく、締まっていて美味しい。
デザート③
ニューオータニ特製パンケーキ、ラムレーズンジェラート、ほうじ茶アイス、あまおうシャーベット。
デザートに戻ります。
ニューオータニ特製パンケーキは ふるふるの半熟で、 口に入れた瞬間 しゅーーーん と萎む食感。どちらが好きかは人それぞれだと思いますが、ニューオータニ幕張のもとのは”全くの別物”です。
柔らかい、じゃなくて、やぁ~らかぁ~い。大好き。
アイスは濃厚ではなく、シャリッと氷系でした。(今回選んだものがそうだっただけかも。)
ほうじ茶アイスは 透明感のある”茶”な味わいで、黒蜜はよく合いますが、きな粉はかけないほうが より美味しかったです。
おかわりタイム
寿司
お寿司屋さんが まだ近くに見えたので、遠くへ行っちゃう前に再度。
デザート
入れ替わりで登場したフルーツケーキは、ラム酒むんむんの非常に濃厚なものでした。隣のレモンケーキもジューシーで美味しく、頂けてラッキー!
以上
何人で行っても、必ず全員が「美味しかった~」と帰れるブッフェだと思います。種類がとにかく多く、その割にハズレが少ない。
ただ、料理の味は同価格帯の帝国ホテルに 一歩譲る印象は否めず、やはり一番の強みは種類数でしょうか。ケーキはさすがのクオリティですが、リーズナブルな『ガーデンラウンジ』でも全く同じものが頂けるので、”美味しい!満足!だけど高い!”が正直な感想です。
それでも、こちらならではの雰囲気もあるので、しばらくしたらまた伺うと思います。
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【平日限定!選べる1ドリンク&食後のカフェ付】ディナーブッフェ★ 12,117円→9,000円