六本木ヒルズ内、グランドハイアット東京の2階にある『フレンチキッチン』の秋限定ディナーブッフェへ行ってきました。
前菜ブッフェ&デザートブッフェに加え、メイン料理が1人1品選べる セミブッフェスタイルです。
オータムハーベスト
セミブッフェディナー
2019年10月1日~11月29日 7,337円(税・サ込)
公式HP、一休.comの予約ページには「お席のご利用は2時間まで」とありますが、電話予約では「時間制限無し」とのことでした。
ブッフェ台
前菜
エビのカクテル コールラビレムラード、野菜スティック、かぼちゃのスープ、スモークターキー、テリーヌ、ピクルス
自家製スモークサーモン、シーザーサラダ、グリーンサラダ、プロシュート
デザート
ベリーのグラスデザート(?)、フロマージュブランムース
赤いグラスデザートだけ名無しでした。
選べるメインディッシュ
メイン料理は、上記のアラカルトメニューから1人1品選びます。
私のチョイスは鴨肉。
鴨胸肉のロースト
鴨胸肉のロースト
長野県産シャインマスカットのジュ
ニンジンのロースト
綺麗な赤身の鴨!!
胸肉とは言っても、鶏胸肉に比べると 脂質を多く含み、旨味もずっとパワフルです。
ちょっと焦げの入った分厚い皮目が 特に美味しかったです。
「シャインマスカットのジュ」は、存外クセはなく、肉汁とバルサミコ酢のMIX に近い味わい。
火を通すと、”シャインならではの青い香り”は飛んでしまうのでしょうか。反面、肉によく合う甘酸っぱソースという感じで、美味しく頂けました。
バターのよく香る かぼちゃピューレや、焼き野菜も とても美味しかった!
ポークロインのグリル
ポークロインのグリル
石川県産芋と丹波シメジのロースト
粒マスタードのジュ
豚肉はこんな感じ。
パン
ブッフェ台より頂いたもの
順番は前後しますが、前菜の写真を。
前菜
野菜スティック、シーザーサラダ、プロシュート、自家製スモークサーモン、エビのカクテル コールラビレムラード、カボチャのディップ ラボッシュ、スモークターキー、テリーヌ
歯応えのある野菜スティックは、クリームチーズ高配合のカボチャのディップと一緒に頂きました。
ミートやサーモンは朝食ブッフェやランチブッフェと共通で、どれも安心の高クオリティ。
自家製スモークサーモンは、ねっとり脂×ツンと辛いワサビソースが好相性。
元から こちらのサーモンの大ファンでしたが、このソースが付くと なお一層美味しい!!
テリーヌは、いわゆる臓モツの味はせず、茸やオリーブ入りのソーセージのような感じ。
ぷりっとした茸の弾力感と、胡椒のスパイシーな後味が印象的でした。
かぼちゃのスープ
かぼちゃのスープは、スプーンの表面が ぽてっと盛り上がるくらいの重み。
滑らかな舌触り、かぼちゃとミルクの濃厚な甘さに、心を鷲掴みにされました!
料理部門MVPです。(写真は無いけれど、3杯飲んだ。)
前菜おかわり
アイスティー
さて、デザート編へ。
デザート
フロマージュブランムース、ベリーのグラスデザート(?)、パンプキンパリブレスト、パンプキンタルト、パンプキンロール、パンプキンムース、指クッキー
かぼちゃデザートは、強い酸味や苦味モノは無く、全体的にかぼちゃプリン属でした。
パンプキンムースは キャラメル味の スライスアーモンド入り。
パンプキンロールは 細かい角切りかぼちゃと 杏ジャム(?)入り。アクセントに酸味を~というより、ジャム甘な印象が強く、デザートの中でも 一番甘さが強かったくらい。
名無しのベリーのグラスデザートは ズッパ・イングレーゼみたいに 染みベリーのスポンジが入っていました。こちらが唯一 刺激のある酸っぱさで美味しかった!
左のフロマージュブランムースは 全く甘さのない固めのチーズムースで、これだけで食べるには 単調すぎる感じ。(名無しのベリーグラスとワンセットでしょうか?)
左のパンプキンタルトは かぼちゃペーストよりも淡黄色の下層が主役!
これは かぼちゃプリン?フラン?
滑らかでコク深い味わいが とても好みでした。
小麦粉の器は薄く、クリーミーを強調した作りで良かったです。
デザート部門MVP!
デザートおかわり
かぼちゃ系が4品ありましたが、お気に入りのタルトだけを重点的に。
以上
口にするもの全部美味しく、朝昼とは違う 静かな空気感も手伝って、幸せなディナータイムでした。
価格に対して 品数が非常に少なく、ブッフェ・食べ放題という観点からすれば、ハズレと言ってもいいでしょう。
正直、ブッフェ台を見たときは あれ…これだけ?と思いましたし、デザートはカボチャ被りで 体感的品数は もっと少なかったです。
しかし、”おかわり可能のコース料理”と考えれば、個人的にはアリです。
ひとつひとつが美味しい、そしてメイン料理が たいそう立派な逸品だったので、ああ、いいモノ食べた!という充実感が得られました。