ホテル椿山荘東京の2階、日本料理『みゆき』のオーダーブッフェへ行ってきました。
オーダーブッフェ
味めぐり30選~桜の頃の味覚~
2019年2月15日~3月14日 11,000円(税・サ込)
一休.comからの予約で9,800円
次回訪問
味めぐり30選~夏の味覚~の記事はこちら
鰹の一番出汁と先附
食べ放題スタートの前に、鰹の一番出汁と先附が提供されます。
かなり甘系で、箸で頂ける桜プリンと言った感じ。
いくらの塩気がマッチしていて美味しかったです。
味めぐり30選~桜の頃の味覚~
冷菜
蟹の酢の物
甘酢の中でも”甘”が強いタイプ。
じゅっじゅっと染み出す蟹の旨味と 甘酢っぱさが良い塩梅でした。
高菜と生ハムのサラダ巻き
胡麻ダレと完熟アボカドが相まって、サラダとしてはコッテリ寄り。
高菜✕油の相性の良さを活かした一品でした。
貝の酢味噌和え
酢味噌和は ちょっぴり酒粕っぽい風味があり 私好み。
サゴシの生ずし
サゴシ(鰆の幼魚)自体が 淡白なものなのかもしれません。
食感は締まっていますが、味の特徴は薄め。
菜の花の和え物
どちらかというと、ぷちぷちした子持ち昆布が 主役(?)。
浸し汁は スッキリした鰹味で、キリッと冷えた味わいがたまらない。
寿司・鉄板焼
寿司
脂の乗った鮪、本日の白身魚、あおり烏賊、赤身漬け鮪、針魚、穴子
寿司ネタは 肉厚&脂たっぷりだった前回に比べ、今回はアッサリしたものが多かったです。
公式HPのメニューにあった「中トロ鮪」は、見開きメニューでは「脂の乗った鮪」となっていました。”美味しい鮪”ではありましたが、脂の乗り具合は言うほどでも無いかと。(前回が超脂だっただけに。)
ちなみに、本日の白身魚は 鯛でした。
赤身漬け鮪は 余分な水分が抜け もっちりと濃い味。鮪ならこちらのほうがお気に入り。
鉄板焼
国産牛フィレ肉、筋焼、鶏つくね、帆立貝柱、本日の野菜
鶏つくねは 軟骨配合タイプで、ゴリゴリとした歯ごたえが良し。
煮物・蒸物
白魚卵〆
今期のMVP。
たった今、卵を割り溶きました!といった半熟具合が まず最高です。
去年は茶碗蒸しのような味付けだった「白魚卵〆」ですが、今回は親子丼やカツ丼系統に感じました。
醤油ベースのつゆには 玉ねぎの甘みが溶け込んでおり、優しい甘辛さ。
ふわふわの白魚がマッチしていて とても美味しかったです!
浅利茶碗蒸し 海苔餡
青海苔とワカメから立つ 磯の香りが鮮烈でした。
茶碗蒸しの中には アサリのむき身と一緒に 千切りの筍が入っており、口いっぱいに春の味。
焼物・揚物
海老の天麩羅と公魚の磯部揚げ
公魚(ワカサギ)の磯部揚げは、苦味はほぼ無い キス天のような上品な味わい。個人的には もっと内臓臭くてもOKですが、ふわっふわに揚がっていて美味しかったです。
鰆味噌柚庵焼・新玉葱田楽・本日の唐揚げ
左下の新玉葱田楽は 甘い胡麻味噌味。玉葱は 辛味は完全に飛びつつも、シャキッと歯ごたえの残る仕上がり。
本日の唐揚げは「カサゴ」でした。
肉汁ならの魚汁(?)が豊富! 脂っこくないのにジューシーで美味しい。
食事
本日の麺類
この日は「桜うどん」でした。
桜風味はそれほど目立っていませんでしたが、弾力性と つるつるな喉越しに感激。
食感的には フェットチーネのよう。
タレは 濃い色とは裏腹に、醤油の尖りはなくスッキリとした味わいで良かったです!
本日のおすすめ御飯
この日は「桜海老の炊き込みご飯」でした。
出しゃばりでお馴染みの桜海老なのに、こちらは桜海老風味が奥ゆかしい!!
乾物ではなく生(もしくは釜揚げ?)使用でしょうか、海老味がノンビリゆっくりと広がり、上品でとても美味しかったです。
「ミニ鰻丼」は ある意味期待通りの美味しさでしたが、こちらは思わぬ伏兵でした。
準MVPと言っても過言ではないでしょう。
甘味
公式HPのメニューには「きんつば又は最中」とありましたが、きんつばDAYでした。
きんつば
皮が厚めで 焼き色シッカリ。
豆感の強い甘さ控えめ餡と 皮の香ばしさとで、素朴な印象でした。
本日のアイス
この日は 先月と同じ「柚子シャーベット」でした。
かなり固いので、10分くらい置いておくとgood。
未食のメニューは、新若布しゃぶしゃぶ、味噌汁、香の物。
おかわり写真は折りたたみます。
以上
桜の頃の味覚は 全体的に甘口でした。そう、私好み!
先付の「桜豆腐」に始まり、色合いも味わいも 春爛漫で楽しめました。
ちなみに、3月後半以降は「味めぐり30選」はお休みで、5月7日から再開されます。
ちょっと先になりますが、次回も非常に楽しみです!
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