新宿、ハイアットリージェンシー東京の1階にある『ラウンジ』のアフタヌーンティーへ行ってきました。
9月14日より、世界的なパティシエ ジル・マルシャル氏監修のスイーツやセイボリーが登場。
一休.comからのみ12:00~予約可能。
ブッフェではありません。
予約特典とドリンクメニュー
グラスパークリングワイン
一休.comの予約特典。
紅茶やコーヒーは以下のメニューより飲み放題。
ドリンクメニュー
メニューは今までとほぼ変わらず。
2時間(ラストオーダーは90分)飲み替え&おかわり可能です。
マルコポーロルージュ
ルイボスティーのマルコポーロルージュ。
バニラ系のまろやかな香りでしたが、甘ったるさは無くスッキリと頂けました。
蜂蜜なつめラテ
なつめジャム入りの 甘く香ばしいホットミルク。
数年前に『CAFFE』のブッフェで頂いて以来、大ファンです。
ジル・マルシャルアフタヌーンティーセット
写真は2人分です。
スイーツはもちろん、セイボリーもジル・マルシャル氏監修だそう。
遊び心満載の夏祭りアフタヌーンティーとは一変し、今回はシックな作りですね。
セイボリー
生ハム、サブレサレ、グジェール、アメリカンビスケット、ブリオッシュサレ、フィユタージュトマト
粉物が マル を描いているのが素敵。
グジェールは チーズを練り込んだ 空のシュー生地。
ブラックペッパーが鼻を抜けます。
フィユタージュトマトは 瑞々しいトマトを焼き込んだパイ。
バジル&ニンニクの香りが トマト果汁の濃厚な甘さを引き立てていました。
サブレサレは「キッシュのココット仕立て」的な説明だったと思いますが、私の印象としては”塩プリン”。
下層は半熟とろ~り、上のクランブルはしっかりとした甘さと塩っ気があり、お菓子とオードブルの中間のよう。
今回のアフタヌーンティーの中で最も好みでした!!
ブリオッシュサレは 外側にパイのような層がある バターリッチなパン。
ベーコン&レーズン入りですが、食事パンというより 甘塩っぱい菓子パンといった印象です。
パンのやわらかさに対し、縮れたベーコンの歯ごたえがナイスでした。
味わいはプレーンパンケーキです。
しっとり・カリッ・ギュッを併せ持つ食感が たまらなく好き。
スイーツ
エクレールショコラ、ノワイエ、ホワイトチョコレートとラズベリーのムース、オペラ、フィナンシェフランボワーズ、ケークエキゾチック、シャルロットマロン、カヌレ
エクレールショコラは なめらかなチョコクリーム入り。
こちらは特に印象に残らず。
ノワイエは アーモンドペーストとともに マロンとオレンジピールを焼き上げたケーキ。
全体が”餡”のような質感にまとまっており、激甘濃厚。 しかし、ヘーゼルナッツ片の軽快さのおかげで、クドくなる手前で収まるバランスでした。
こちらはホワイトチョコレートとラズベリーのムース…、との説明でしたが、印象に残ったのはココナッツの甘ったる~い香り。
酸っぱい系かと思ったら、まろやか&トロピカルな味わいで意外でした。
オペラは エスプレッソの香りと苦味がキリリと立ち、それを中和するクリームの乳脂肪感が良い塩梅。
ジューシーでなめらかな口当たりは、チョコケーキというよりティラミスのような雰囲気。
メニューの中で、唯一甘さ控えめに感じました。
フィナンシェフランボワーズは 粘性のある甘い生地の中で、果肉がキュンッと酸っぱさを主張。
ケークエキゾチックは バナナとパイナップルを焼き込んだケーキ。
果肉がドライではなく、噛んだときにジュッと水分が溢れるほど瑞々しかったのが印象的。
バニラの効いたクリームがよく合っていて美味しかったです。
シャルロットマロンは 栗がガツンと来るタイプとは違い、オレンジピールとアルコールの風味が混ざり合う、とってもフレンチなモンブラン。
中には刻んだ栗、ヘーゼルナッツのキャラメリゼ、そしてお煎餅的なカリカリしたものが入っている。この謎のカリカリが実に香ばしい。(ビスキュイ生地も入っているそうですが、それともまた違うような?)
外見はオシャレでいて、意外と”具材ゴロゴロ”な感じが素敵でした。
カヌレは みちっとした卵部分が絶品。
外壁は もうちょっとガリガリ鋭い固さのほうが好き。
ちなみに、なんとこの日はジル・マルシャル氏が店内にいらっしゃいました。
メニューは直筆サイン入り!
以上
濃厚なフランス菓子のみならず、セイボリーの美味しさも出色でした。塩っぱいけれども どこかお菓子っぽさがあって。
ケーキの中では、オペラとモンブランが特に気に入りました。
ドリンクのラストオーダーが90分と短いのが欠点ですが、毎回美味しくかつ創作性豊かで 大好きなお店です。
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