帝国ホテル東京の本館17階にあるブフェレストラン『インペリアルバイキング サール』のディナーブッフェへ行ってきました。
平日 ディナーブフェ
9,020円(税・サ込) 時間無制限
2時間制限の席は一休.comからの予約で7,800円
土日祝 は9,570円(税・サ込)
次回訪問
ディナーブッフェ(スイスフェア)の記事はこちら
前菜各種。
スモークサーモン、コールドミート、テリーヌなど。
ローストポーク プルーンソース。
野菜サラダ各種。
シーザーサラダ。
チーズ、ドライフルーツ。
パン各種。
ハムと野菜のパスタ。
鶏肉と根菜のピラフ。
仔羊のトマト煮。
石巻産 鱈と栗のビチェンツァ風。
鮭と野菜のチャンチャン焼き風。
ラビオリと南瓜のグラタン。
温野菜。
エビフライ、フィレビーフのカツレツ。
ローストビーフ。
デザート各種。(ブドウのゼリー以外 名札無し)
クッキー、アップルパイ。
カボチャプリン、カボチャクリーム、フロマージュのムース、プリン。
ジェラート。(種類はクリック拡大)
チェリージュビリー、ワッフル、トッピング類。
フルーツ各種。
公式HPに載っているメニューは ほぼ完璧に出揃い、さらに何品かプラスα、という感じでした。上の写真は料理の全てではなく、実演の小鍋料理や 温かいスープ、カレーなどもあります。
今回のメニューは9月1日~10月31日のもので、11月はデンマークフェアが開催されるそう。
以下、実食編!
前菜 パート①。
小イカのトマト煮 南瓜のソース、豆乳と薩摩芋の冷製スープ、スモークチキンとザワークラウトのサラダ仕立て、帝国ホテル伝統のポテトサラダ、コールドミートの盛り合わせ。
小イカのトマト煮 南瓜のソースは カボチャピューレにも魚介の旨味がinしているようで、パスタに絡めたい濃厚クリーム、といった感じでした。
豆乳と薩摩芋の冷製スープは ザラつきと甘みのある、スイーツスープ。
前菜 パート②。
秋刀魚の燻製 茄子のソースとミントの香り、テリーヌ4種、鰆のエスカベッシュ 茸添え、カプレーゼ、里芋と飯蛸のマスタード和え、ニシンの酢漬け 香草風味のサワークリーム、シーフードマリネ。
秋刀魚の燻製 茄子のソースとミントの香りは パサつかず、サンマ脂を感じる柔らかさで美味しかったです。ミントは上の飾りのみで、これは無くても良いように思いましたが、茄子ソースには清涼感は無く、とろ~り秋らしいお味。
右下の ニシンの酢漬け 香草風味のサワークリームは ハーブ風味とサワークリームの酸味がかなり強く、北欧的な印象。こちらは食べ慣れないお味で、ちょっと苦手でした。
カプレーゼは モッツァレラがもちもちで好き。
スープ&パン。
栗のクリームスープ、かぼちゃのパン、パネットーネ。
かぼちゃのパンは ほわほわっと消え、カボチャの甘い余韻が残ります。小麦粉の質量は極小で、何個でも食べられそう。
パネットーネは オレンジピールの芳醇な香りが全体に行き渡り、「帝国ホテル特選発酵バター」を たっぷり塗ると最高。
汁物は個人的にお腹に溜まりやすく、いつもは優先順位低めですが、名前からして美味しい栗のクリームスープは早々に頂きました。こちらはスイーツ系スープではなく、ブイヨンがち(?)。クリームシチューやクラムチャウダーのような食事系スープに、栗のまろやかな甘みがプラスされている、という印象です。期待以上に美味しかった!
スープはもう1種、「エスパニョール」もありました。(トマト入りの野菜スープ?)
ローストビーフ、温野菜。
楽しみにしていたローストビーフですが、”初回は”本領発揮ならず。端っこスレスレで、最後の1人(?)というタイミングでオーダーしてしまったのが失敗です。やや火が通り過ぎており、この味わいであれば 帝国ホテル以外のブッフェでも頂けるかな、といったところでした。
ローストビーフ②。
新しい塊肉に切り替わり、さっそく再オーダー。
そう、これだよね!!!!
断面の色、カービングの際の しなり具合からして 違う。こちらは天下の帝国ホテルならではの美味しさ!
火入れが絶妙で、赤身の旨味&柔らかさが最大限に引き出されている感じ。
私は”脂身万歳”な人間ですが、赤身がちでも濃厚な こちらのローストビーフは大好きです。(塊肉系料理は、オーダーのタイミングを見計らうべき、と勉強になりました。)
ローストポーク、揚げ物。
エビフライ、フィレビーフのカツレツ、ローストポーク プルーンソース。
ローストポーク プルーンソースは デミグラステイストに、プルーンの甘みを加えた印象。クセ無く頂ける反面、ソースに対して豚肉の存在感は薄めでしょうか。
エビフライはガリガリッとクリスピーすぎるくらいの衣がとても好み。それでいて、中の海老は瑞々しく、調理の妙を感じさせます。
一方、フィレビーフのカツレツは衣が細かく、ソフトな口当たり。脂身のない牛肉も柔らかく、サンドイッチにしたいやつ。
小鍋料理。
茄子と冬瓜の鶏そぼろあんかけ、魚介類のサフランスープ仕立て バジル風味、エスカルゴの香草クリームソース。
実演の小鍋料理は3種あり、その内 エスカルゴの香草クリームソースは固定メニューのようで、毎回あります。そして、これが私のイチオシ!!エスカルゴの旨味が溶け出したクリームソースが絶品です。
魚介類のサフランスープ仕立て バジル風味は パエリア味の餡かけ、といった感じ。
ハッシュドビーフ。
ご飯モノは前回同様、「帝国ホテル伝統のポークカレー」もありましたが、今回は 推しメニューのハッシュドビーフのみを頂きました。クリスピー海老フライを添えて。
牛肉とキノコの濃縮感たっぷり。かつ、トマトの爽やかな酸味が効き、しつこくない。欠かさず頂きたい品のひとつです。
その他 温菜いろいろ。
鶏肉と根菜のピラフ、仔羊のトマト煮、ハムと野菜のパスタ、石巻産 鱈と栗のビチェンツァ風、鮭と野菜のチャンチャン焼き風、ラビオリと南瓜のグラタン。
中央の石巻産 鱈と栗のビチェンツァ風は クリームソースの魚料理、という感じで、栗はあまり感じられませんでした。
右隣の鮭と野菜のチャンチャン焼き風は 朴葉味噌のような甘くて芳醇な味噌が私好み。大きな鮭がドーン!と使われ、贅沢な一品でした。
中央下のラビオリと南瓜のグラタンは モチモチのラビオリの中に挽肉が詰まっており、さらにカボチャとチーズでコーティングされ、食べ応え抜群。
むぎゅっと噛みごたえがある厚手チーズがGOOD。
アイスティー。
コーヒー紅茶は料金に含まれ、おかわりも可能です。
さて、デザートタイムへ。
グラスデザート以外は名札が無かったので、適当に名付けます。…と言っても、帝国ホテルのデザートは 王道シンプル系で、見たまんまです。
デザート パート①。
チーズケーキ、苺ムース、チョコバナナタルト、ショートケーキ、フルーツタルト、ベリームース、マロンロールケーキ。
フルーツタルトとチョコバナナタルトはどちらも土台がサクサク。
手前のベリームースはやや香料っぽさがあり、唯一今ひとつだったかも。全体的には、奇を衒わず 美味しいケーキたちです。
チーズケーキは今までと変わり、スフレ調になっていました。よく小判型で見かける感じの、シュワっとしつつクリームチーズの味が強いやつ。
チーズのミルキーさに、ほんのりオレンジピールの香り。前回までの チーズ蒸しパン調のものより 断然好みでした!
デザート パート②。
カボチャクリーム、フロマージュのムース、ブドウのゼリー、アップルパイ、カボチャプリン、プリン。
上中央のフロマージュのムースは レアチーズっぽい 濃い目のデザート。先ほどのベリームースと違い、こちらは香料感は無く美味しかったです。
今回のMVPは、ダブルプリン!!
カッチリ特濃カスタードなプリン(右)。それに 蒸して裏ごししたカボチャを足したようなカボチャプリン(左2つ)。
カスタードの濃さはそのままに、カボチャの厚みが加わり、この重量感たまりません!!カッチリだけど、滑らか~~。
グラス入りのカボチャクリームも、また滑らかです。ほんのりシナモンが香りつつ、ナチュラルなカボチャの味わいが活かされた一品。
カボチャモンブランの上っ面、みたいな。この部分だけ頂けるのは贅沢ですね。
デザート パート③。
ジェラート(バニラ・マンゴー・ブラッドオレンジ、カボチャ・ピスタチオ・キャラメル)。
ジェラートにもカボチャ味が加わり、今回は11種ありました。どれもキメが細かく、粘りのあるリッチな舌触り。ブラッドオレンジとキャラメルが特に気に入っています。
カボチャは濃厚ではなく、さっぱり・スッとした口溶け。
デザート パート④。
見た目イマイチだけど、味は抜群の自作プリンアラモード。生フルーツは柿1切れのみの 高カロリー仕様。
アイスのトッピングコーナーにある シナモンのナッツバー的なものが 地味に美味しい。
デザート パート⑤。
フロマージュのムース、カボチャクリーム、カボチャプリン、プリン、チーズケーキ、ティラミス、ジェラート(キャラメル、ブラッドオレンジ、ラムレーズン)。
今回はカボチャプリンにハマり、デザートのターンが多めでした。
カレーを食べずにハッシュドビーフ2皿食べるんだ!と意気込んでいましたが、カレー分の胃袋キャパは カボチャに捧げてしまった。
以上。思ったよりもカボチャ沢山な内容で、私にとっては大収穫祭でした!!
18:00くらいからはかなり混んでいましたが 補充やサービスは完璧に行われ、料理の美味しさ以外の面でも 大きな安心感があります。ハッシュドビーフを食べにまた行くしかない!
【平日限定】バイキング発祥 帝国ホテルのディナーバイキングの一休限定プラン★9,020円→7,800円
※上記リンクは2時間制・割引プランです。