帝国ホテル東京の本館17階にあるブフェレストラン『インペリアルバイキング サール』のディナーブッフェへ行ってきました。3月限定で本格的なスイス料理が登場とのこと。
スイスフェア
~SWISS DAYS AT THE IMPERIAL~
2018年3月1日~3月31日平日ディナー 9,020円(税・サ込)
一休.comからの予約で7,800円
※2時間制限の席 土日祝ディナー 9,570円(税・サ込)
ブッフェ台
シーフードマリネ、鰯のエスカベッシュ、小海老と菜の花の白和え とびっこ添え、キャベツのサラダ アッペンツェルチーズ添え
カプレーゼ、スモークチキンのカリフラワーソース、スモーク鴨とマンゴーのソース 桜の風味
スモークサーモン、コールドミート盛り合わせ、野菜のテリーヌ、テリーヌ3種類の盛り合わせ、帝国ホテル伝統のポテトサラダ
半熟卵のブイヨン仕立て レティヴァチーズのクリスティアン、ヤリイカと海藻のタラマソース パルミジャーノ添え
プリン、シャルロットフレーズ、苺のショートケーキ、フルーツタルト、クラシックショコラ、チーズケーキ
スイスチョコレートケーキ、スイスモンブラン、ムラング・フランボワーズ、ベリーヌ・バニラ・アプリコット
料理は他にも、下記のものがありました。
エスカルゴの香草クリームソース
ハッシュドビーフ
野菜たっぷりの伝統のビーフカレー
実食
前菜①
スモークチキンのカリフラワーソース、スモーク鴨とマンゴーのソース 桜の風味、カプレーゼ、小海老と菜の花の白和え とびっこ添え、キャベツのサラダ アッペンツェルチーズ添え、鰯のエスカベッシュ。
小皿入りの スモーク鴨とマンゴーのソース 桜の風味は マンゴーソースがデザートのような 結構甘い味。”甘肉”好きとしてはツボです。
下の キャベツのサラダ アッペンツェルチーズ添えは 薄く削ったハードチーズの”チーズ臭っさい感じ”が美味しい。リンゴのフレッシュな風味がマッチしていました。
左の 小海老と菜の花の白和え とびっこ添えは 出汁の効いた 和~な一品。
前菜②
半熟卵のブイヨン仕立て レティヴァチーズのクリスティアン、ヤリイカと海藻のタラマソース パルミジャーノ添え、コールドミート、帝国ホテル伝統のポテトサラダ、野菜のテリーヌ&テリーヌ3種類の盛り合わせ。
右上の ヤリイカと海藻のタラマソース パルミジャーノ添えは 贅沢にも、イカは柔らかい部分しか入っていません!たらこクリーム&チーズで、パスタにも合いそうな一品でした。
カクテルグラス入りの 半熟卵のブイヨン仕立て レティヴァチーズのクリスティアン は”冷製オニオングラタンスープ”といった感じ。玉葱の甘い味に、カリカリのチーズ、半熟卵のコクが合わさり、まろやかで美味しかったです。
普通の温玉よりも 黄身が少し固めなところが、ますます私好み。
スープ、チーズ、パン
野菜とベーコンのスープ スイス風、玉葱のクリームスープ、パルミジャーノチーズ、グリュイエールチーズ、パネットーネ、ベルリーナラントブロート。
スープはどちらもクリーム系ですが、両者とも さらっとしていて、胃に重さを感じさせません。
野菜とベーコンのスープ スイス風は 溶けバターinで、サラサラ系ながらもコク深く美味しい。
玉葱のクリームスープは わずかに玉葱の舌触りが残っており、野菜らしい甘みがよく感じられました。
オレンジ香るパネットーネに、帝国ホテル特選発酵バターをたっぷり。スイス関係ないけど、美味しすぎて おかわり。
チーズは数種類あるうち、グリュイエールチーズはスイスフェア限定品のようでした。個人的には、それ以上に印象に残ったのは 荒削りのパルミジャーノチーズ。ちょっと固くて、噛みしめると 甘み&旨味が凄い。(こちらは定番品ですが、なぜか今まで眼中にありませんでした。)
ローストビーフ
ローストビーフ、温野菜。
まさにこれが食べたかった!というローストビーフ。
しっとり、しなる肉質。したたる肉汁に、今回も大満足。
小鍋料理
ハムとパンのラクレット、エスカルゴの香草クリームソース。
いつもは3品ある小鍋料理ですが、今回は この2品のみでした。
エスカルゴの香草クリームソースは 柔らかなエスカルゴを 香草バターが引き立て、毎回楽しみな定番品。
ハムとパンのラクレットは シンプルに”溶けチーズ”が楽しめる一品。ハムの表面が チリッと焼きあがっているのがまた良かったです。
ポテト&ハムの下に、 グラタン調の ふにゃっとしたパンが入っていました。
温菜
ポテト、赤甘鯛と小海老のフランセーズ、マカロニとリンゴのコンポート、石巻産 鱈の海藻蒸し 紅白のソース、仔牛のクリーム煮 チューリッヒ風、シーフードトマト、鶏肉と山菜のピラフ 山椒風味。
作り置きの温菜も、チーズ料理が多かったです。
左上のポテトは ジャーマンポテトにチーズを加え、ギュッとプレス焼きした感じ。ベーコンがゴリッ、チーズがパリッとしていて、名前がシンプルなわりには凝っていました。
下の 鶏肉と山菜のピラフ 山椒風味は 山椒と海苔の風味が良く、こってり系が多い中、ほっとする和な味わい。
マカロニとリンゴのコンポートは リンゴが別添えになっていましたが、かけないほうが好みでした。料理に合わせるには、ちょっと糖度が高すぎるような。マカロニは チーズがしっかり絡んでいて美味しかったです。
石巻産 鱈の海藻蒸し 紅白のソースは 甲殻類の濃厚ソースを吸った 海藻部分が お気に入り。しっとりな鱈も もちろん美味しい。
ハッシュドビーフ、揚げ物
ハッシュドビーフ、エビフライ、フィレビーフのカツレツ。
欠かせない定番品です。
ハッシュドビーフは 酸味とコクのバランスが 非常に好み。
エビフライは ガシャガシャっとしたクリスピーな衣がたまらないっ!
エビフライはディナー限定なので、これの無いランチには興味なし。
アイスティー
コーヒー・紅茶はブッフェ料金内で、おかわりも飲み替えも可能。
さて、デザートタイムへ!
デザート①
タルトヴォドワーズ、チーズケーキ、クラシックショコラ、シャルロットフレーズ、苺のショートケーキ、フルーツタルト。
ひときわ図体のデカい タルトヴォドワーズは、スイスフェアのケーキ。
見た瞬間、美味しそう~と目がハートになりましたが、思ったものとはちょっと違ったかも。厚手のブリオッシュの中央に チーズクリームが薄く乗っており、ケーキというよりは菓子パンという感じ。
右のチーズケーキは 濃厚でとても好みです。しっとり・しゅわりとしていて、かつ、チーズのとろみがある舌触り。
デザート②
ベリーヌ・バニラ・アプリコット、ムラング・フランボワーズ、クッキー、プリン、スイスモンブラン、スイスチョコレートケーキ、タルトノア。
ベリーヌ・バニラ・アプリコットは バニラの黒粒を帯びたアプリコットコンフィチュールが 乙な味。
ムラング・フランボワーズは ドゥーブルチーズのデザート、とのこと。ドゥーブル?がよくわかりませんが、私的には マスカルポーネチーズと 発酵バターの中間のように思いました。要は、物ッ凄くミルキーで、乳脂肪分高い感じの 美味しいデザート。
手前のタルトノアは ガチッと固めず、生キャラメルにクルミinといった作り。濃厚なキャラメルがとろ~っと口に広がります。
スイスモンブランは モンブランクリーム、スライスアーモンド、カシスジャムを重ねた一品。甘々な栗部分との対比で、カシスがビリッとくるほど酸っぱい!
スイスチョコレートケーキは 甘さ強めのチョコケーキでした。
ジェラート
グレープフルーツ、ブラッドオレンジ、ピスタチオ、イチゴ、マンゴー、バニラ、ラムレーズン、キャラメル、チョコレート、抹茶。
10種をちょっとずつ、とお願いしたところ、若干写真写りが悪い感じに(笑)。
どれも非常に濃厚、そして滑らかでシルキーな舌触りです。このジェラートが食べ放題なんて、夢のよう。
中でもイチオシは、爽やかな酸味のブラッドオレンジ。
以下、おかわりタイム!
デザート
スイスのデザートでは グラスデザート2種が特に好みでした。定番デザートの中では、プリン激推し。
カッチリで滑らかで 濃いいいいいカスタード。
以上
期待通り、たくさんのチーズ料理を堪能できました。
ホームページには料理メニューの紹介しかありませんでしたが、デザートにもスイスフェアの品が多かったのは、嬉しい誤算。
絶対的な補充&美味しさが確保されており、ディナータイムのブッフェでは こちらと『みゆき』が2推しです。
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