テーブルサービスのパン
非常に滋味深い、ムギムギしたパンでした。
塩味も酸味も弱く、ひたすらに香ばしい。
個人的には、今までのオリーブパンの方が ”ニューヨークグリルならではの味わい”があり もっと好みでしたが、こちらはクセがないので誰にでも好まれるパンかと思います。
前菜のブッフェ台より
前菜①
ローストポテトサラダ ハーブ・ド・プロバンス、サスティナブル アトランティックサーモン、バターナッツスカッシュのロースト、MSC鰹のグリル、ベーコン、ケイジャンシュリンプ、パプリカのマリネ
右上のバターナッツスカッシュのロースト(カボチャの一種)は 荒削りパルメザンチーズ&ニンニク片が 大胆に放り込まれていて、香りだけでも食欲爆発。
カボチャ自体は、名前とは裏腹にズッキーニ寄りの水分の多いものでしたが、その瑞々しさにバッチリ合う味付けでした。
そして、前菜部門MVPを獲得したのがサスティナブル アトランティックサーモン。2年前からレギュラーメニューですが、この度、過去最高スコアを叩き出しました!!
そう、炙ってある。
ただでさえ脂が乗っていて美味しいサーモンが、ジリジリ炙ってある!!
味付けは オリーブ・ケッパー・生玉葱などを合わせたものか、爽やかな辛酸っぱさが サーモンを更に引き立てていました。
ケイジャンシュリンプは 甘みを伴うスパイシーさが癖になる一品。
なんたって、ぱつんぱつんの海老が最高。
前菜②
自家製ベイクドリコッタチーズ、宮城県産 赤豚ジャンボンブラン、大山鶏胸肉のオレンジマリネ、ミックストマトサラダ、牛肩肉の自家製パストラミ、アスパラガスのサラダ、イカとタコのマリネ トマトソース
イカとタコのマリネは 前回まではガーリック&バジル味でしたが、オリーブ&ドライトマト味にマイナーチェンジしていました。
真っ赤な色味が夏らしいですね。
弾力感の中に ひっそりと”粘り気”のある、新鮮な蛸足が美味しすぎる。
赤豚ジャンボンブランは この日は特にコンディションが良く、溶ける霜降りを楽しめました。
前菜③
自家製ベイクドリコッタチーズ✕蜂蜜は定番ですが、隣の赤豚ジャンボンブランにも蜂蜜がよく合いました。
メインディッシュの魚料理
メインディッシュには本日の鮮魚を選びました。
9割がた「愛媛県産真鯛」の鮮魚枠ですが、この日は運良く 大好物のノルウェー産サーモン!!
本日の鮮魚
豆のサラダとフェンネル
ヘーゼルナッツバターソース
ヘーゼルナッツソースとの組み合わせは こってり✕こってりでしたが、私はウェルカム。
アイスレモンティー
ドリンクはブッフェ料金内で飲み放題です。
さて、デザートタイムへ!
デザートのブッフェ台より
デザート①
チェリータルト、チェリークラフティ、パッションフルーツチーズケーキ、無花果のケーキ、ベイクドアメリカンチェリーチョコレートケーキ
今季のデザートは、チェリーが主役!!
酒の効いたものはなく、チェリーそのものの素材感を活かしたものが多かったです。
チェリークラフティは 卵の風味がとても強く、オムレツ感すらありました。
全粒粉っぽい土台も相まって、素朴で優しい味が口の中に広がります。
パッションフルーツチーズケーキは いつもと同じ外見を装いつつ、酸味がパッションしていてビックリ。”酸っぱ~度”で言えば、レモンパイに近いくらい。
チーズのこってり味に、華やかな刺激感がマッチしていて私好みでした。
ベイクドアメリカンチェリーチョコレートケーキは ガトーショコラとブラックフォレストの間のよう。
ドライいちじくver.はギチギチに詰まった食感でしたが、シロップ含むチェリーのおかげで 重量が半減し、私はこちらの方が好きでした!
デザート②
クランベリーミルクパンナコッタ、ピーチゼリー、宇治抹茶チョコレートケーキ、ブルーベリースイスロールケーキ、ふじ林檎のパイ、マンゴータルト
クランベリーミルクパンナコッタ(左上)は どろどろソースとツルリンゼリーが、上から下から爽やか。
ピーチゼリー(上中央)は シャクシャクした白桃コンポートに、濃厚クリームの組み合わせ。”ゼリー”の要素はどこだろう?
マンゴータルトは 完熟マンゴーはもちろんのこと、半・バタークッキーな生地が最高でした。(チェリータルトよりもクリスピーで、私はこちらの方がツボりました。)
ブルーベリースイスロールケーキは ジャムジャムしていないスッキリしたコンフィチュールが特徴。
周りのクリームもほぼ甘さがなく、しっとりしたスポンジの美味しさが際立ちます。
デザート③
プラムチェリーシャーベット、バニラアイスクリーム
プラムチェリーシャーベットは 梅に近い風味がありました。
バニラアイスクリームは 究極の濃バニラ。私が知りうるアイスの中で最も美味しい。