ホテルインターコンチネンタル東京ベイ『シェフズライブキッチン』ディナーブッフェ 2018年7月

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ホテルインターコンチネンタル東京ベイの3階にある『シェフズ ライブ キッチン』のディナーブッフェへ行ってきました。

平日ディナー
サマーエクスペリエンスブッフェ

2018年7月17日~9月14日 6,626円(税・サ込)
一休.comからの予約で時間無制限&ロゼスパークリングワイン飲み放題

ブッフェ台の撮影は不可なので、さっそく実食編。

公式HPに載っているメニュー以外に、煮物や味噌汁など ちょっとした和食もありました。
また、夏休みとあってか「キッズコーナー」が設置され、マカロニグラタンや唐揚げなどが並んでいました。

予約特典


一休.comの予約特典で、ロゼスパークリングワイン飲み放題! グラスが空になる前に注ぎ足されます。
ソフトドリンクは、ドリンクバー形式で飲み放題です。

ファーストディッシュ


最初に コラーゲンたっぷり鶏肉と茄子の豆乳スープが 自動的に提供されます。
ポタージュ系の重たいものではなく、豆乳ちゃんこ鍋系の あっさり和テイスト。パイを破ると、厚切りネギと茄子とシメジ、鶏肉ごろごろ。

寄せ鍋に バター麩、といったイメージ。美味しいコラボでした。

冷菜

サラダ

南蛮漬けサラダ、カボチャサラダ、茄子の揚げ浸しと豆腐のサラダ、ソルガムキビと鶏胸のタブレサラダ、カスベのサラダ。
サラダ全5種。
カボチャサラダは カボチャよりも”ベーコンのクリームチーズ和え”に近いかも。重みがあって私好みでした。
右下のカスベのサラダは 生臭い&水っぽくて残念。

南蛮漬けサラダは キビナゴとニシンのMIX。辛酸っぱさと、油具合が適度で美味しかったです。


前菜

トウモロコシのムースとフォアグラのフラン、夏野菜と真鯛のそうめん シェフズライブキッチンスタイル、田舎風パテ、冷やし中華のトルティーヤロール、スイカ モッツァレラチーズ 生ハムのカプレーゼ、和食系惣菜(里芋、オクラ、きんぴら)。
前菜全5種と、和食のお惣菜各種。
中では、左上のトウモロコシのムースとフォアグラのフランが印象に残りました。サワークリームのような酸味があり、さっぱり感とクリーミーさが混ざり合う お味。底にトウモロコシが1粒だけ入っているのも粋です。
中央の田舎風パテは 内蔵系のクセはほぼ無く、食べやすいソーセージバーガーという感じ。

夏野菜と真鯛のそうめんは イタリアンサラダ感覚で頂けました。トマトと酢をMIXしたソース(?)に、素麺、その下に夏野菜と真鯛の身。見た目から、勝手にタラモサラダを期待してしまったため、ちょっとガッカリ。(決してお店は悪くない。)

冷やし中華のトルティーヤロールは おろし生姜がキリッと効いていて、また”一口の冷やし中華”としても完結しており、楽しい一品でした。

実演メニュー

ローストビーフ

『シェフズライブキッチン』のディナーの目玉と言えば、国産牛骨付ローストビーフ

とっても立派な霜降り牛。脂好きなら歓喜すること間違いナシですね。
わっしょい!!!

ぷるんぷるん、脂脂してます。にんにく醤油な和風ソースが最適。
ローストビーフは、赤身の『サール』、脂身の『シェフズ』、という印象。どちらも大好き。


スズキのパイ包み焼き

スズキのパイ包み焼き8月1日の「バイキングの日」を記念し、前後4日間(7月30日~8月2日)限定で提供しているそうです。タイムサービスで、ディナータイム中に2回登場。

バター香るパイ皮に、テリーヌのようなすり身と、ホコホコの切り身(ほぐし身?)のダブル。
酸味の効いたオランデーズソースも リッチ感があり美味しかったです。


寿司

鮪、かんぱち、エンガワ、サーモン、烏賊、海老。


天ぷら

海老、鯵、いか、オクラ、茄子。
寿司天ぷらは、その場で握りたて・揚げたて
特筆すべきことはありませんが、美味しく頂けました。


ひつまぶし

ひつまぶしは 本来はスープをかけて完成ですが、汁ナシでお願いしました。
以前よりも鰻が細切れで、ゴージャスさには欠けますが、まずまずの美味しさ。

その他料理

温菜

赤魚とイカのアクアパッツァ バジルの香り、ハチノスと牛ばら肉のトマト煮込み、からあげ&ポテト、海老と夏野菜のアヒージョ仕立て、オムハヤシ、メカジキ香草パン粉焼き レモンクリームソース、かぼちゃとニョッキのグラタン、霧島ポークのロースト バスク風。
作り置きの料理は、好印象だった品と そうでなかった品に分かれ、良かった品から書きます。
右下の霧島ポークのロースト バスク風は 締まった弾力がありつつ、脂が適度に残るジューシーさが○。
上中央のハチノスと牛ばら肉のトマト煮込みは 臓物らしい弾力と風味が楽しめました。クセを消そうとしてない感じ、私は好き!
下中央のかぼちゃとニョッキのグラタンは 冷菜のカボチャサラダと被り気味ですが、チーズのコクがあって美味しかったです。
一方、印象が良くなかった品は、赤魚とイカのアクアパッツァ海老と夏野菜のアヒージョ仕立て。冷凍品なのか、魚介も野菜もハリがなく、瑞々しいというより水っぽかった。
「キッズコーナー」のからあげは 淡白な鶏天風で、子供よりも大人向け(酒のアテになりそう)な感じ。

美味しかった品のみアップで


未食のメニューとしては、マカロニグラタン豚挽き肉と生姜のスープ味噌汁パン各種&ジャムがありました。
さて、デザートタイムへ!

デザート

ガトーとベリーヌ

マンゴーベリーヌ、水羊羹、杏仁と桃、スイカゼリー、パリブレスト、マンゴータルト、マンゴーココ、シュークリーム。
デザートは ガトー4種と ベリーヌ(グラスデザート)4種の 計8種。それ以外に、アイスとチョコファウンテンがあります。
ハッキリ言って、全体的にチープな印象です。
市販のゼリーの素、杏仁の素っぽいというか…。ぶるんぶるんした弾力感に 悪い意味で統一感があり、グラス系は総じて残念なものでした。
タルトのマンゴーや、杏仁の桃は 冷凍物&缶詰(中でも下位のものだと思う)で、唯一美味しかったのが 生のスイカ。
薄っぺらい容器も含め、デザートは以前よりも 劣化したと思います。


濃厚ミルクソフト①

カスタマイズ可能な「パフェコーナー」より、濃厚ミルクソフトにアーモンドソース&キャラメルソース、オレオとヘーゼルナッツ。
ソフトクリームは バターっぽい、北海道的ミルキーさ(?)で美味しかったです!
しかし、ソースはやはりチープ感が否めず、キャラメルソースが プッチ●プリンのそれ。アーモンドソースは香料感の強い(クセの強い杏仁豆腐のような)もので、そっちか~…という感じ。


濃厚ミルクソフト②

パッションフルーツソース(+ドライパイン&スイカ)を試してみるも、これも人工的な風味で残念。


濃厚ミルクソフト③

下手にソースはかけず、天ぷらコーナーの岩塩をプラスするのが 最も美味しいという結論に至りました。
濃厚ミルクソフト自体は とっても好みで、デザートはこれ一択、という感じでした。

おかわりタイム


ローストビーフは2枚ずつ注文し、計6枚食べた。

霜降り故、”端っこ”に当たってもジューシーで美味しい。


タイムサービス2度目のスズキ。


濃厚ミルクソフト×岩塩。


フリーフローのロゼスパークリングワイン。

以上

率直に言えば、以前よりも食事内容が簡素になったと感じます。”シェフズライブ”というより、”ちゃちゃっとクッキング”というか。

ローストビーフは絶品、前菜・実演系はまずまず美味しいものの、その他料理は 可もなく不可もなし、デザートに関しては不可に近く、数多くのブッフェ店の中では 引力が弱いかもしれません。(スズキのパイ包みも美味しかったけれど、これは期間限定サービスですしね…。)
今回3度目の訪問ですが、初回が一番良かったです。

しかし、今回は食べ放題よりも飲み放題として価値があるように思いました。ブッフェ店という観点からは推せませんが、牛と酒だけでも 個人的には満たされました。

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