フォーシーズンズホテル丸の内東京の7階にある『MOTIF(モティーフ)』のランチブッフェに行ってきました。
こちらのランチは 前菜とデザートがブッフェ形式で、メイン料理によって価格差あり。メイン料理を付けず 前菜ブッフェのみ、または、前菜・デザートブッフェのみを利用することもできるようです。(1年半前に伺った際は メイン料理必須だった気がしますが、最近加わった?)
私は今回も和牛バーガーランチを予約しました。
和牛バーガー
+前菜&デザートブッフェ 6,210円(税・サ込)
一休.comからの予約で4,900円+スパークリングワイン特典付。 前菜ブッフェのみ
3,105円(税・サ込) 前菜&デザートブッフェのみ
3,726円(税・サ込)
メイン料理付きの最安値プランは、一休.comのパスタランチ(4,000円)のようです。
ブッフェ台
モルタデッラ、サラミ、ミラノ・サラミ、ガーリックハーブチーズ。
オリーブ各種、コルニッションピクルス、タプナード、アンチョビ、ケッパーベリーズ。
チーズ(ミモレット、ヤギのフレッシュチーズ、カマンベール、コンテ、エーデルピルツケーゼ、ポンレヴェック)。
はちみつ(トリュフ、オレンジ、ラベンダー)、ドライフルーツ。
フロマージュクリュ、グロセイュフランボワーズショコラ、アールグレイショコラ。
予約特典
スパークリングワイン
一休.comの予約特典です。去年2月の訪問時はシャンパンでしたから、特典は縮小気味。
しかし、和牛バーガーを再度頂きたく、このプランにしました。
メインディッシュの和牛バーガー
和牛バーガー
紙に包んで かぶりつくも良し、ナイフとフォークで切り分けても良し、とのこと。
トリュフマヨネーズとケチャプ、フライドポテトもセットですが、バーガーもポテトも塩気がシッカリしているので、コンディメント類は要らないかも。(せっかく美味しいマヨネーズなのに、ポテトが塩辛いのは残念…。)
ミディアムレアに焼いてもらったパテは、ナイフを入れると 肉汁がツプツプと噴き出すジューシーさ。
そう、これが一番美味しい焼き加減だよね!
香ばしさがありつつ、レア肉の旨味じゅわり。溢れ出る肉汁を受け止めたバンズも含めて ゴチソウです。
肉の挽き方は ホテルハンバーガーの中では細かめでしょうか。個人的には もっと粗挽きが好みですが、ブッフェ+α価格で頂けるバーガーとしては、お得感のある 美味しさとボリューム。
後になってしまいましたが、前菜類を。
前菜ブッフェより
前菜①
鰹のカルパッチョ、エビとブロッコリートリュフマヨネーズ、しいたけのシェリービネガー和え、パテ・ド・カンパーニュ、マイタケのキャラメリゼ、サーモンミキュイ、春キャベツと さくらえびソース、ローストオニオン。
前菜系は創作フレンチ…、というより多国籍料理っぽい印象です。
良くも悪くもクセの強い味わいが多く、例えば春キャベツとさくらえびソースは 思いっきり海老海老した風味。しいたけのシェリービネガー和えは 酢っぱさが ツンと効いています。
鰹のカルパッチョは 鰹が水っぽく、『ニューヨークグリル』に軍配。
パテ・ド・カンパーニュは 臓物的な旨味というか、血が滾る肉の味。コリコリした軟骨が入っているのもツボです! この手の味は大好物で、嬉々として おかわりしました。
サーモンミキュイは 脂たっぷり半生鮭。ホコホコとした柔らかさでいて、刺身のような ねっとりと舌に残る旨味があり、その美味しさは『MOTIF』のメニューの中でもエース的存在だと思います。
マイタケのキャラメリゼは おせち料理の”田作り”を彷彿とさせる 砂糖醤油味。
全体として、味付けは やや塩辛い傾向にあります。
前菜②
トマト、コールドミート(モルタデッラ、サラミ、ミラノ・サラミ)、キャロットラペ、チーズ(ミモレット、ヤギのフレッシュチーズ、カマンベール、コンテ、エーデルピルツケーゼ、ポンレヴェック)、オリーブ各種、コルニッションピクルス、タプナード、アンチョビ、ケッパーベリーズ。
カラフルなフレッシュトマトに、チーズに、オリーブ!
朝食ブッフェでも頂ける和風ドレッシングはお気に入りです。ちょっとトロみのある こってり系。ニンニクがよく効いており、私の中では 焼肉屋さんのドレッシング的なイメージ。
種類豊富なチーズは、はちみつとともに頂きます。
はちみつ
はちみつ(トリュフ、オレンジ、ラベンダー)、ドライフルーツ。
オレンジはちみつが特に好みでした。マーマレードっぽい香りと甘さ。
トマトのスープ
トマトのスープは スパイスの風味が豊かで、メキシカンを感じる味わい。”辛くないトマトサルサ”というか。
前菜③
サーモンミキュイ、アンノウイモのキッシュ、マイタケのキャラメリゼ、加賀太きゅうりと穴子?マヨ、パテ・ド・カンパーニュ。
先程取り忘れた品と、お気に入りの品を再度。
アンノウイモのキッシュは 甘系ではなく、クミンなどのスパイスを効かせたエスニックなキッシュでした。これはちょっと 期待と違ったかも。
前菜の中では、サーモンミキュイと パテ・ド・カンパーニュが2大推しメニューです!
アイスティー、アイスコーヒー
ドリンクはブッフェ料金に含まれますが、飲み放題ではなく、1回だけおかわり可です。
氷が紅茶製(コーヒーも同様)なのは、ブッフェ店ではこちらだけだと思います。味が薄まらず、嬉しいですね。
さて、デザートタイム!
デザートブッフェより
デザート①
グロセイュフランボワーズショコラ、アールグレイショコラ、青のりのフィナンシェ、フロマージュクリュ、スフレチーズケーキ、ティラミス、モンブラン、プラリネノワゼット。
レモンマドレーヌを除き、ケーキ系はこれで全種。
季節はあまり反映されず、全体的に濃厚。チーズ系を重点的に取りましたが、どれも美味しく大正解でした!
真っ白のフロマージュクリュは もっちりと手応えがあり、フレッシュチーズのミルキーさがよく感じられました。今回のデザートでは、最もお気に入り。
中央のスフレチーズケーキは ブルーチーズが塊のまま入っており、チーズらしさをしっかり感じながら頂ける仕様。生地自体も”スフレ”にしては硬質寄りで、チーズチーズしていて美味しかったです。
右のティラミスはエアリーすぎず、ドシッと濃厚なマスカルポーネクリームが私好み。
チーズ系以外では、プラリネノワゼット(ティラミス下)が印象に残りました。サンドされているヘーゼルナッツクリームが すこぶる濃厚で美味しい。”ヘーゼルナッツ版バタークリーム”という感じ。
青カビ独特な臭みは 抑えられ、ブルーチーズが苦手(でもチーズケーキは好き)な同伴者も こちらは気に入ったようです。
フロマージュクリュは ウェスティンのそれよりもチーズ濃度が高く、こちらの方が好みでした。
デザート②
マンゴープディング、グレープフルーツジュレ、プディング。
マンゴープディングは ココナッツロング入りの白いムースとの2層。フルーティーというよりは もったりミルキーでした。
グレープフルーツジュレは 飲んでもいいくらいの ユルとろ。
プディングは バニラの黒粒が沢山入っていて嬉しくなります。味自体は 割とあっさり。
デザート③
アイスは ダークチェリーのソルベの1種類のみ。
この色は素材由来なのでしょう、味も非ッ常~に濃厚です。
舌先がシビれるような酸味は、カリカリ梅を彷彿させるレベル。
デザート④
プラリネノワゼット、フロマージュクリュ、ティラミス。
お気に入りトップ3を再度。
以上
前菜・デザートとも、美味しさとユニークさを兼ね備えた品揃えで、満足感があります。
ただ、料理は塩分が多めで、ガッツリ食べるというよりは お酒を飲みながら、が合うかも。そういう意味では 素材の味重視の『ニューヨークグリル』の方が 私の好みには合いますが、”最安4000円以下で楽しめるブッフェ”としては良質な内容だと思います。
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