ホテルニューオータニ東京のロビー階にある『パティスリーSATSUKI』の秋のケーキを早速頂きました。今回はテイクアウトしました。
スーパーモンブラン
2018年9月1日~2019年1月31日 2,484円(税込) 新edo抹茶マロンミルフィーユ
2018年9月1日~12月中旬 1,620円(税込)
ブッフェではありません。
パティスリーSATSUKIのショーケース
9月早々、栗ケーキがいくつか登場。
パンコーナーにも栗系がちらほらありました。
今回購入したのは この2種類。
包装は頑丈で、キレイに持ち帰ることができました。
スーパーモンブラン
スーパーモンブラン
【税込 2,484円】
秋の風物詩、和栗爆弾。
『SATSUKI』のケーキの中では特別大きくは見えませんが、重量はショーケース内で一番、いやケーキ界随一ではないでしょうか。
外側のマロンペーストは、その時期の最も美味しい和栗をパティシエが厳選しているそう。
空気をほぼ含まず、和栗の塊。ギュッと押したら凹むかな?という強度です。
栗味の濃度もさることながら、粘度も非常に高く、すべての度合いが並み外れ。
口いっぱいに和栗が満ちあふれて、あぁ幸せ。
中心部は 和栗とアーモンドミルククリーム。
さらに、豆乳葛と豆乳抹茶ガナッシュクリームが入っているのが2018年ver.の特徴。
豆乳葛は ふるふるした潤い系を予想していましたが、結構シッカリした弾力。ういろうや胡麻豆腐のような。
マロンペーストと食感が同調し、なめらかな塊となっていました。
あんこや抹茶は自己主張はせず、その塊と一体化したものとして存在。
土台のリンツァートルテには、アクセントのひんぎゃの塩。
栗の濃厚さの中、時折 ふと塩っぱいのが良い感じ。
去年よりも生地のしっとり感が増し、全体的に食感に統一性を感じました。
新edo抹茶マロンミルフィーユ
新edo抹茶マロンミルフィーユ
【税込 1,620円】
スーパーモンブラン以上に楽しみにしていました!!
以前は中層のみだった緑色が 3箇所に増え、見た目も華やかに進化。
緑のクリームは”お抹茶”なクッキリした苦味。
そして、白い方は 甘香ばしいアーモンドミルク。
センターのマロンペーストはおそらくスーパーモンブランと同じもので、濃厚な和栗の味も楽しめます。
カスタードは 私好みの 重たぁ~いペースト調。
中層そして下層にも増えた抹茶クリームは チョコレートのようなコクがあり、以前よりも味わい深くなった印象。
しかし、何が好きって パイ。
密度がありながらサクサクで切れが良い。
そして 使われているバターがSATSUKI独特なものなのか、鼻を抜ける香りが どこかチーズっぽい。
(以前頂いたパンケーキのバターにも 同じクセを感じました。)
SATSUKIのケーキの中で、これが一番好き!
以上
単に大きいから高額 というわけではなく、美味しさと大きさを兼ねてこその この値段、と納得できます。
スーパーモンブランは年に1個で充分な満足感がありますが、ミルフィーユのほうは 期間中にもう一回食べたい。